アンジュルム、日本武道館にて笠原桃
奈の卒業コンサートを実施「心から愛
しています。皆様、どうぞお元気で!

アンジュルム笠原桃奈の卒業コンサートが、本日・11月15日(月)に日本武道館にて開催され、笠原が同公演をもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業した。2016年7月にグループの5期メンバーとして加入し、約5年4ヶ月をアンジュルムでの活動に捧げてきた笠原。今年6月にグループからの卒業を発表しこの日を迎えた。
アンジュルムとしても単独公演は昨年12月の日本武道館公演以来、約1年ぶりとなる。当日は新型コロナウイルス感染予防対策がとられた上で約6,000人を動員。さらにライブの模様はフジテレビ TWO(ドラマ・アニメ)にて生中継され、全国47都道府県の映画館でライブビューイングも実施された。
360度ステージで全方向から観客の眼差しを浴びつつ、会場を笠原のメンバーカラーであるホットピンクの光で染め上げてライブはスタート。「赤いイヤホン」「次々続々」と、随所でセンターに立つ笠原へスポットを当てながらヘヴィなビートを刻んで会場の熱量を上げていく。観客もクラップをまわして流れを作っていったところで、最新シングルより華やかなブギーナンバー「愛されルート A or B?」を披露。続く「乙女の逆襲」で挑発的に最初のブロックを飾った。

MCブロックではリーダーの竹内朱莉が出だしの挨拶から「約1年ぶりの武道館で、見てのとおり舞い上がってます!」とコメント。自身の卒業について話を振られた笠原は「全くそういった実感はなく、この最強のアンジュルムで、最強のコンサートをお届けしたいという気持ちで、今は本当に楽しい! それだけです」と声を弾ませた。

MC明けには笠原の初参加シングル曲である「愛のため今日まで進化してきた人間愛のためすべて退化してきた人間」を含むアップテンポな5曲を立て続けにパフォーマンス。そして笠原の希望による竹内・佐々木・上國料・笠原・川村という年長組でのダンスコーナーへ突入する。蠱惑的なサウンドにのせてキレのあるダンスをみせ、ラスト1小節は笠原ソロで華をもたせた。「(このメンバーでのダンスを)実現できてとっても嬉しいです!」と語った笠原の紹介で、続いては伊勢・橋迫・川名・為永・松本の年少メンバー5人がピンクのジャケットを羽織り、会場のクラップも交えて「ぁまのじゃく」「新・日本のすすめ!」を和やかに披露する。

そこから笠原が(リリース当時グループの最年少として)メインの見せ場を担ってきたナンバー「魔女っ子メグちゃん」とかわいさ全開。続く「マナーモード」でクールに決め、「Uraha=Lover」で切ない表情も見せ......とリリース順に広がってきた表現の幅を感じさせるセットリストが続いた。
「交差点」では、中央ステージに10本のスタンドマイクが登場。芯に立てられた1本のマイクの側に笠原が立ち、周囲に円状に立てられた9本のマイクの前にそれぞれ立った9人の歌う姿を中央から時計回りにしっかり1人ずつ見つめていく。最年少の松本わかなが歌いだしを担当し、続いてマイクを取った竹内が感極まって声を詰まらせるシーンも。アンジュルムのメンバー卒業公演を何度も印象的に飾ってきたこの曲で、メンバーの涙とともに歌声が空いた部分を会場全体から湧くクラップが温かく埋めた。年長メンバーが特に涙もろくなっているところで、サブリーダーの川村が「後半戦になってきました。観客席の皆さん、最後までアンジュルムをたっぷり楽しんでください!」としっかり支える。そこからすぐさま「泣けないぜ・・・共感詐欺」でアグレッシブに繋げてしまうコントラストの強さに、アンジュルムのアイドルとしての芯の強さ、心意気がはっきり打ち出されていた。「タデ食う虫もLike it!」から最新シングル曲「はっきりしようぜ」そして「ドンデンガエシ」と熱量たっぷりに届けたあと、ライブ本編は鉄板ナンバー「46億年LOVE」で締めくくられた。

アンコールでは黒い衣装で登場した笠原がソロで「地球は今日も愛を育む」を披露した。同曲を選んだ理由としては、“自分とアンジュルム、自分とファンの皆さんの繋がりに(歌詞が)自分の中でリンクするから”とのこと。さらに MC では笠原からの手紙が読み上げられ、加入時から現在までの思いと未来への思い、感謝の念が伝えられた。続いて残るメンバー達の挨拶とともに、笠原への言葉を贈るセレモニーも。「すごく楽しくて幸せでした。ずっと応援しています。笠原さん大好きです」と松本。「寂しさを糧に、笠原さんが愛しているアンジュルムも自分自身も強く大きくしていきます。笠原さんの未来に幸あれ!」と為永、「この1年間がすごく貴重でした。教わったこと、学んだことは絶対に忘れずに大切にしていきます」と川名。「笠原さんとても綺麗です。笠原さんの今後の活躍を応援しながらも、私自身そしてアンジュルムも進化していけるよう頑張りたいと思います」と橋迫。同い年の伊勢は「自分が加入したときは正直同い年とは思えないほどで、今でも横にいてくれるだけで安心感があります。別々の道を行くことになるのは悲しいけど、これからはお互いの夢や目標を叶えて、その時にはまた集まれたらいいなと思います」と語った。

年長組となる川村は「笠原さんはいつも、とても愛のある言葉をかけてくれました。その言葉を胸にこれからも頑張っていきたいと思います。寂しくなったらいつでも私達を思い出してくださいね」。上國料は「時には妹、時にはお姉ちゃんみたいに感じていました。今後のことを聞かされたとき、“アンジュルムが大好きだからこそ今自立する“と聞かされて本当にカッコいいなと思って、その強い意志があればなんでも叶えられると思ってます」と語った。佐々木は泣き出しそうになるのをこらえつつ「かっさーの言葉で、“変わるもの変わらないもの”っていう MC の“アンジュルムに入れてよかったです”って忘れられないです。かっさーは愛そのものだなって思ってます」と続け、最後に竹内は「今日の桃奈の堂々としたパフォーマンスを見て、“あなたはいつの間にかこんなに強くてたくましい、美しい女性になったんだな”と思って、これからの桃奈がすごく楽しみになりました。離れていてもお互いに刺激しあえるなっていける仲になれたらいいなと思ってます。お互い頑張りましょう」とリーダーとして祝福の笑顔を見せた。
アンコールラストは、笠原の旅立ちを力強く後押しする「友よ」「大器晩成」で幕引き。公演を終え、最後に1人戻ってきた笠原は会場のファンたちに向かって一言「心から愛しています。皆様、どうぞお元気で!」と力強いメッセージを残し、アンジュルムでのラストステージを降りた。

笠原桃奈は今後、海外で歌とダンスを勉強するという新しい目標へ向かって突き進んでいく。なお、笠原のソロ配信シングル 「地球は今日も愛を育む」が11月16日から配信スタートすることも発表された。さらに女優の蒼井優と菊池亜希子がダブル編集長をつとめた笠原桃奈のフォトブック『Dear sister』が本日 15 日より発売中だ。アンジュルムは今後、各メンバーがハロー!プロジェクトの秋コンサートツアーへの出演を予定している。年末以降の予定については後日オフィシャルサイトにて随時発表される。

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