日本人ピアニストとして初、藤田真央
がソニークラシカルとワールドワイド
契約 2022年秋にモーツァルトのピア
ノ・ソナタ全集をリリース

ベルリンに本拠を置くソニークラシカルが、チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞し、世界的に活躍する日本の若手ピアニスト、藤田真央との専属レコーディングのワールドワイド契約を締結したことを発表した。この契約により、藤田はソニークラシカルから数年にわたって複数のアルバムを世界に向けて発表する。
藤田真央は1998年東京生まれの22歳。3歳でピアノを始めた。東京音楽大学在学中の2017年に、スイスのクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝、同時に「聴衆賞」「現代曲賞」「青年批評家賞」を受賞して、世界中の音楽関係者から注目を浴びた。また、2019年には、ショパン国際ピアノ・コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールと並ぶクラシックの世界3大コンクールの一角、チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞し、その特別な音楽の才能が審査員から熱狂的に支持され、日本でもテレビの報道番組等で大きな話題となった。また、2019年公開の映画『蜜蜂と遠雷』では登場人物のピアニスト 風間塵の演奏を担当した。
藤田真央(c)EIICHI IKEDA
クラシックの名門レーベル、ソニークラシカルとの専属ワールドワイド契約を結んだ日本人ピアニストは藤田真央が初めて。同レーベルと専属ワールドワイド契約を結んだ日本人アーティストでは、過去に、ヴァイオリニストの五嶋みどり、また現在ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターを務めるヴァイオリニスト 樫本大進らがいるが、藤田真央の契約は日本人演奏家としても樫本以来22年ぶりとなる快挙。今後藤田真央は、その多彩なレパートリーをアルバムという作品にして世界に向けて発表していくことになる。
その1弾となるのが、今年のヴェルビエ音楽祭(スイス)でも絶賛され、録音が待ち望まれていたモーツァルトのピアノ・ソナタ全集で、本年までにベルリンでレコーディングが完了し、2022年秋にワールドワイドでリリースされる。モーツァルトのピアノ・ソナタ全集を日本人ピアニストがワールドワイド契約でリリースするのは、内田光子以来2人目。モーツァルトのピアノ・ソナタは全部で18作。確かな演奏技術が必用なのは勿論、ピアノの音そのものの美しさ、音楽の様式美や想像力が極限まで要求される作品群であり、アルバムの世界デビュー作がモーツァルトのピアノ・ソナタ全集ということ自体が、藤田真央が卓越した演奏力をもち、若くして既に芸術家として極めて高い境地にあることを証明している。
左:藤田真央 右:ソニークラシカル プレジデント ペア・ハウバー
イギリスの『タイムズ』紙は、「藤田真央は、途方もなく幅広い音楽性、詩的なセンスのあるリズム感を兼ね備え、そして、音楽に、雄弁かつ内面的で、大胆なアーティキュレーションを施すことも厭わない音楽家だ」と評している。また、ソニークラシカルのプレジデント、ペア・ハウバーは、「藤田真央は素晴らしい才能に恵まれた演奏家であり、その類まれな音楽性によって、どんな聴き手をも一瞬にして魅了してしまう。真央とのレコーディングは非常に楽しみで、世界中と彼の演奏を分かち合いたい」と語っている。
藤田真央は、ソニークラシカルとのワールドワイドのレコーディング契約について、「ソニークラシカルのチームと仕事ができるこの素晴らしいチャンスにわくわくしています。彼らと共にいくつものレコーディング・プロジェクトを実現するのが楽しみです」とコメントしている。

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