【中島美嘉 インタビュー】
選んだ楽曲を通して、
自分の想いも表現したかった
20周年のアニバーサリーイヤーを迎えた中島美嘉が、アコースティックカバーアルバム『MESSAGE~Piano&Voice~』をリリース。ピアノと弦を中心としたシックなアレンジで届けられるのは、「粉雪」(レミオロメン)、「One more time, One more chance」(山崎まさよし)、「愛が降る」(加藤ミリヤ)など。慈愛と強さにあふれたヴォーカルをぜひ心ゆくまで味わってほしい。
“今、自分が伝えたいメッセージ”を
テーマに選曲させていただきました
2021年は全国ツアー『MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2021 JOKER』、11月にブルーノート東京で開催された『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO』、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』への出演など、20周年に相応しい活動が続きました。そんな2021年は中島さんにとってどんな一年でしたか?
8月29日にパシフィコ横浜で開催された全国ツアーの最終公演、ブルーノート東京公演も拝見しましたが、ひとつひとつのフレーズを真摯に紡ぎ出す姿が強く心に残っています。この20年の活動の中で、歌うことに対する意識やスタンスはどう変わりましたか?
では、歌うことに関し一貫して大事にしているものはありますか?
なるほど。そして、今回のアコースティックカバーアルバム『MESSAGE~Piano&Voice~』ですが、このタイミングでカバーアルバムをリリースしようと思ったのはどうしてでしょうか?
多彩なアーティストの楽曲が並びましたが、選曲で大切にしたことはありますか?
歌詞を丁寧に手渡すようなヴォーカルが本当に素晴らしかったです。レコーディングではどんなことを意識していたのでしょうか?
収録曲についても聞かせてください。まずは「サンサーラ」。ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』の主題歌で、これまでに中 孝介さん、たむらぱんさん、城 南海さん、竹原ピストルさんなどが歌唱しています。
2曲目の「粉雪」は今やスタンダードとなっているウィンターバラードで、3曲目の「不協和音」(欅坂46)は歌詞の強さが際立つ楽曲ですね。
どちらも歌詞の素晴らしさが伝わるカバーだと思います。続く「Baby if,」(Fayray)はリスナーを包み込むような温もりが印象的でした。
70年代のニューミュージックを代表する名曲「サボテンの花」(チューリップ)は?
そして、「愛が降る」は中島さんとも交流があり、「Gift」「Fighter」でもコラボレーションした加藤ミリヤさんの楽曲です。また、忌野清志郎さんの「JUMP」が収録されているはちょっと意外でした。
最後は「One more time, One more chance」。言わずとしれたライヴソングの名曲ですね。
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