タカハ劇団第17回公演『美談殺人』が
開幕 脚本・演出・主宰をつとめる高
羽彩のコメント、舞台写真が到着

2021年1月、駅前劇場にて上演する予定だったタカハ劇団 第17回公演『美談殺人』。緊急事態宣言の発令により公演の延期を発表したが、このたび、駅前劇場にて同じキャスト、スタッフが揃い、満を持して開幕した。
舞台『魔法使いの嫁』の脚本・演出や、主演・山田裕貴 NHKよるドラ「ここは今から倫理です。」の脚本を担当し、同ドラマが3月度ギャラクシー賞月間賞を獲得など注目の高まる高羽彩の新作書き下ろしだ。
「人は美談に殺される――」というキャッチフレーズをかかげる本作の背景は、理想の死に様を人々に提供する美談作家が花形職業としてもてはやされている、平均寿命が50歳まで低下した日本。
『美談殺人』 舞台写真:塚田史香
『美談殺人』 舞台写真:塚田史香

『美談殺人』 舞台写真:塚田史香
幼い頃から貧しい暮らしをしている一人の男性と、日本一売れている美談作家の出会いをきっかけに“美談”が世間を大きく揺らがすことになる。フィクション度合いが強い設定でありながら、誰でも指一本で全世界に向けて発信できてしまう昨今の時世を鋭い視点で切り取り、自ら生み出したものが意図せず歪んだ方向に広がっていく恐怖を描き出す。
『美談殺人』 舞台写真:塚田史香
『美談殺人』 舞台写真:塚田史香
『美談殺人』 舞台写真:塚田史香
『美談殺人』 舞台写真:塚田史香
大量のゴミで溢れかえった“歌舞伎町”で暮らす浮浪者・宗輔に町田水城(はえぎわ)、日本で最も売れている美談作家・三好瞳子に柿丸美智恵、宗輔の育ての親で浮浪者たちのまとめ役・閣下と、総理秘書官・竹田の二役に福本伸一(ラッパ屋)、三好瞳子の書生・岡本美由紀に高羽彩。
さらに、舞台手話通訳をしながら、宗輔の妹・マルを田中結夏(TA-net)が演じる。手話通訳のほか、字幕タブレットの導入、12月18日(土)14時公演の開演前には「下北沢駅」までのお迎え・事前舞台説明会といった、劇場でのバリアフリー化に取り組んでいる。

●高羽彩コメント
高羽彩
今年一月に『美談殺人』の延期を決めてから、約一年。ついに初日を迎えることができました。一年の塩漬け期間に見合う作品に仕上がっていると思います。これだけ制作期間が長期になることもなかなかないと思いますので、たくさんの皆様に目撃していただけると嬉しいです。
「社会と作品の距離感」なんてことがよく話題になりますが、『美談殺人』と社会の距離感はこんな感じです。ご覧いただいた方がどう感じてくださるのか楽しみでなりません。

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