L→R AMI(Gu)、なみだじゅり(Vo)、yuzu(Ba)、苑(Dr)

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【she9 インタビュー】
「ハイファイハハイファイ」は
今弾けたい人に聴いてほしい明るい曲

どんどん狂っていく
女の子を描きたかった

みなさんが細やかなアプローチをすることで、「ハイファイハハイファイ」の爆発力がより高まったことが分かります。続いて、「Dolly」にいきましょう。

なみだじゅり
「Dolly」は一年前くらいに作った曲です。いつものshe9とはちょっと違ってダークな感じで、大人っぽさもあるじゃないですか。なので、どんどん狂っていく女の子を描きたいと思って、危ない恋にハマっていく歌詞にしました。それに合わせて、アレンジもどんどん狂っていく感じになっています。

“このままいくとヤバいな、ヤバいな”と思いつつ離れられない女心を描いていますが、女性にはそんな恋に溺れてみたいという気持ちもあるのでしょうか?

なみだじゅり
溺れてみたい気持ちと、避けたい気持ちが両方あると思います。苦しんでいる自分を楽しむみたいなところが、たぶん女子は誰でもあると思うんですよ。この曲ではその微妙な気持ちを書きたかったんです。
AMI
「Dolly」は狂っていくというイメージがあったし、それはみんなも感じていたので、どんどん盛り上がっていくアレンジにしようということになって。それで、最初はゆっくりしたテンポだけど、途中から速くなって、Dメロで暴れて、ラスサビの最後はギターがワァーッ!となる…みたいな構成にしました。
yuzu
自分たちのテクニックを見せるためにビートチェンジとかを使ったんじゃなくて、歌詞に合わせて展開を考えたんです。この曲は艶っぽいベースにしたかったので、あえてスラップとかは入れずに、指だけでずっと弾き続けているフレーズにしました。前半のゆっくりなところはR&Bとかソウルっぽいベースを弾いているんですけど、そこはちょっと苦戦しましたね。今までそういう曲はあまりしたことがなくて、自分の中では挑戦だったから、すごく練習しました。でも、だからこそ曲に対する思いも深まったというか。あと、どんどん狂っていく感じも表現したくて、最後のサビとかはすごく激しいベースを弾いています。曲に合ったベースをつけられたと満足しています。
この曲はリズムがハネていて、私もブラックミュージックはあまり通ってこなかったので、ちょっと苦戦しました。それに、最初のほうは遅いテンポでちょっとハネながら叩いているけど、途中から倍速になるじゃないですか。そこのビートチェンジでぶれないようにするのも大変でした。あと、Dメロは特にこだわった部分で、どんどん狂っていくというのがテーマとしてあったので、自分ができるフィルの全てを詰め込むくらいの感じにしたんです。この曲はBPMが102くらいしかないんですよ。だけど、200くらいの気持ちで6連符を入れてみたりしました。駆け上がっていくフィルを意識しましたね。
AMI
「Dolly」は大人っぽくいこうと自分の中で思ったんです。前半は大人、後半はハイヒールを履いた大人みたいな気持ちです(笑)。“パーティーに行くよー!”みたいな、ちょっと強気な感じに気持ちを切り替えました(笑)。ギターのアプローチとしては、この曲のギターは裏メロがずっといたりして、一曲通して忙しない感じなんですよね。カッティング系もチラッと入れてみたりしているし。そういうのが全部うまくハマったので、すごく気に入っています。あと、間奏とかアウトロはすごくチョーキングが多いから、そこのニュアンスを出すのが難しかったですね。ストレートにやってもダメだし、抑揚をつけすぎても気持ち悪い感じになってしまうし。

分かります。この曲のギターソロやアウトロもモジュレーションエフェクトがかかっていて、ああいう音でエモさを出すのは難しいですよね。「Dolly」のソロを聴いて、絶妙のところを突いているなと思いました。

AMI
ありがとうございます(笑)。この曲は本当にいろいろ試して、今のテイクに辿り着いたんです。この曲で使ったモジュレーションも「ハイファイハハイファイ」と同じエフェクターなんですよね。でも、曲調に合わせたらたまたまそうなっただけで、最近こういう音にハマっているわけではないです(笑)。
なみだじゅり
この曲の歌は難しくて、すごく楽しかったです。どう表現しようかというのがそれこそひと言ひと言あるので、それを考えたり、試してみたりするのが楽しくて。癖を出したほうが伝わるような気がしたんですけど、出しすぎると聴きにくくなるので、レコーディングのスタッフさんとかとバランスを話し合って、“ここはこういう歌い方にしよう”と細かく考えつつ歌っていきました。最後のサビの《まとわりついて》という言葉とかは、女の子が溺れている感じを表現したかったんです。この曲はそういうことを、全体を通して意識しました。

OKMusic編集部

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