『GAME OVER FES -e MUSIC-』“音楽
ライブとeスポーツの異なる二つの文
化のクロスオーバー”をテーマとした
、全く新しいスタイルのライブイベン

『GAME OVER FES -e MUSIC-』2021.12.01@豊洲PIT
12月1日、東京・豊洲PITにて、“音楽ライブとeスポーツの異なる二つの文化のクロスオーバー”をテーマとした、全く新しいスタイルのライブイベント『GAME OVER FES -e MUSIC-』が開催された。音楽ライブパートとゲームパートが交互に行われ、ゲームパートでは出演アーティストが有名ストリーマーと本気のゲーム対決。その様子がTwitchの無料配信と有観客の両方で観覧出来るという、日本初となる画期的なスタイルで行われたこのイベント。開演前にはTwitchで、この日の出演者である岡本信明(the telephones)、HIROSHIFIVE NEW OLD)に加え、MAH(SiM)、櫻井真(Dragon Ash)、Masato(Coldrain)にStylishNoob(ストリーマー)も参加した「Apex Legends」の事前配信番組も行われ、開演前からオンラインで大きな注目と盛り上がりを見せる中、豊洲PITでの有観客でのライブがスタートした。
開演時間となり、ステージに登場したのはTHE BAWDIES。OPナンバーとなる「IT'S TOO LATE」から痛快なロックンロールを鳴らして、会場を大きく揺らす。ROY(Vo&Ba)の「心の中で一緒に歌って下さい」の呼びかけに観客が手を振り合わせた「LE'TS GO BACK」、「飛べーー!」の合図で全員がジャンプした「SKIPPIN' STONES」と、前半戦から容赦なくブチアゲた彼らのステージ。
THE BAWDIES
MCでは「ゲームも音楽もその人に寄り添って、笑顔にしてくれるという点で似てるんじゃないかと思ってるんですけど。何事も全力で楽しみたいんで、音楽とゲームの祭りを全力で振り切って楽しませていただきたいと思います!」とイベントへの意気込みを語ると、小芝居から「HOT DOG」を披露。
THE BAWDIES
THE BAWDIES
THE BAWDIES
激しく美しいバンドアンサンブルで観る者の心を惹きつけると、会場中が心の中で掛け声を合わせた「T.Y.I.A.」と続き、ラストは「祭りには打ち上げ花火が必要だと思ってます」と始まった「JUST BE COOL」の突き上げるビートに飛び跳ねる観客が手を振り合わせ、デカイ花火を打ち上げる。会場が一気に活気づき、勢いが加速度的に増した、最高のトップバッターだった。
ステージが上下に分けられ、下のステージで音楽ライブ、上のステージでゲーム対決が行われるという斬新な仕様で行われたこの日のイベント。THE BAWDIESのライブが終わると、上のステージにスポットが当たり、MCの茂木淳一と倉持由香が登場。
このイベントの趣旨を改めて説明すると、the telephonesの岡本信明、長島涼平、FIVE NEW OLDのHIROSHI、HAYATOが登場。
ゲーム実況の海老江邦敬が解説に加わり、岡本、HIROSHI、倉持、金デヴ(ストリーマー)が挑んだゲームは、最大60人で遊べるオンラインパーティーゲーム「Fall Guys: Ultimate Knockout」。障害物に立ち向かい、ライバルたちを押しのけ、上位数名しか勝ち残ることの出来ないゴールを目指すこのゲーム。アーティストチームが1ステージクリアするごとに観客にTシャツがプレゼントされるということで、会場中が熱い視線で見守る中、ゲームがスタート。「ライブより緊張します」と語っていたアーティストチームだったが、1stステージは4人とも見事クリア! だったのだが、急に難易度の上がった2ndステージで、岡本とHIROSHIが残念ながら敗退。白熱するプレイに観客も大きな盛り上がりを見せ、会場内に熱気が溢れるまま音楽ライブへとバトンを繋く。
FIVE NEW OLD
続くライブはFIVE NEW OLD。神秘的なSEでゆっくりステージに登場し、「Liberty」で静かに美しくライブが始まると、力強く丁寧な歌と演奏で会場を自身の色に染め上げた彼ら。
FIVE NEW OLD
「Don’ t Be Sometime Else」ではファンキーなビートに観客が自然と手拍子を合わせ、体を揺らす。グルーヴィーなサウンドに軽快にステップを踏みながら、甘く美しい歌声を聴かせたHIROSHIは、「一緒にビートを刻みましょう」と観客に呼びかけ、軽快なサウンドと観客のクラップで「What's Gonna Be?」を熱唱。
FIVE NEW OLD
FIVE NEW OLD
FIVE NEW OLD
ギターを背負ったHIROSHIの伸びやかな歌声と息の合ったバンドサウンドで「Fast Car」をしっかり聴かせると、「音楽とゲームという、これが無かったら生きてこれなかったんじゃないか? と思うくらい大好きな大好きな2つがひとつになったイベントで。こうした違うカルチャーがクロスオーバーしたイベントにみんなが集まってくれて、あなたにとって知らない世界が見えた日になってくれたらすごく良いなと思っています」とこの日の感想を語り、祈るように力強く歌った「Breathin'」に観客が拳を挙げて応え、明日への希望の光が差し込む中でフィニッシュ。ポジティブなメッセージはオンラインで観覧する人たちにもしっかり伝わったはず。
FIVE NEW OLD
ライブの余韻が残るステージにMCが登場し、再び始まったゲームパートでは、THE BAWDIES、the telephones、FIVE NEW OLDのメンバーがステージに登場し、対戦格闘ゲームの金字塔「ストリートファイターV チャンピオンエディション」に挑戦。
GAME OVER FES -e MUSIC-
GAME OVER FES -e MUSIC-
バンドの代表者が様々なハンディをもらって、プロの腕を持つ金デヴと対戦。アーティストが勝ったら、観客にTシャツをプレゼントというルールで始まったこの対決。
金デヴ
ゲーム実況の水上侑が解説に加わり、最初に挑んだROY(THE BAWDIES)は“10秒棒立ち”というハンディをもらいながら敗北。
金デヴ / ROY(THE BAWDIES)
続く岡本信明(the telephones)は“弱パンチのみ使用”というハンディをもらい、勝機が見えるも惜しくも敗北。
金デヴ / 岡本伸明(the telephones)
SHUN(FIVE NEW OLD)は“片手でプレイ”というハンディをもらい、接戦になるも敗北と、「どんな悪条件も学びながら強くなっていく」という強すぎる金デヴに、苦戦するアーティストチームだったが。
SHUN(FIVE NEW OLD)
最後に“大本命”と紹介されて登場したJIM(THE BAWDIES)が、“画面を見ない”という究極のハンディキャップで挑み、ついに完全勝利!
JIM(THE BAWDIES)
最後に20枚のTシャツを掛けて行われたエキシビジョン・マッチでは、助っ人としてプロゲーマーのふ~どが登場。スーパープレイが次々炸裂するハイレベルな闘いで観客を魅了しながら見事、金デヴをKO! 手に汗握る対決に、見守る観客も大興奮だった。
the telephones
『GAME OVER FES -e MUSIC-』もいよいよクライマックス。この日の大トリを務めたのは、the telephones。ギラギラとミラーボールが回る中、騒がしくメンバーが登場すると、「楽しむ準備出来てるか?」と石毛輝(VOX/Gt/Syn)が観客を煽ると、突き上げるダンスビートで「Monkey Discooooooo」で会場をディスコに変え、ド頭からフロアは大熱狂。
the telephones
気持ちが高ぶる石毛のハイトーンボーカルとギター、シンセサウンド。岡本伸明(Syn/COWBELL/SHRIEK)はステージを飛び回り、賑やかで派手やかなステージに拍車を掛ける。
the telephones
ノブの煽りで観客がクラップを合わせて始まった「Baby,Baby,Baby」で大騒ぎすると、会場限定で販売中のシングルに収録された最新曲「Get Stupid」で最新型のthe telephonesを魅せ、会場中が両手を挙げるピースフルな景色を生みだす。MCでは「日本初のゲームと音楽のクロスオーヴァーイベント。予想以上の化学反応が起きてて、めちゃくちゃ楽しんでます!」と石毛がイベントの感想を語り、さらに12月8日に配信リリースされる新曲「Yellow Panda」を披露。
the telephones
the telephones
哀愁を帯びたディスコでしっかり聴かせると、「Urban Disco」の突き上げるビートで再びフロアを踊らせ、「愛とディスコを送るぜ!!」と始まったラストナンバー「Love&DISCO」で残った力を搾り取るように観客を踊り狂わせ、最高潮の盛り上がりでイベントを締めくくった。
the telephones
音楽とゲームのクロスオーヴァー、オンラインとオフラインの融合など、全く新しいライブスタイルに挑戦しながら、不安や危うさなど全く無かったどころか、音楽もゲームも思いきり楽しもうとする出演者や観客の愛と熱気で最初から最後まで、ず~っと楽しかった『GAME OVER FES -e MUSIC-』。きっと実現するであろう2回目以降の開催時は、今回の良い噂も口コミで広がり、世界の音楽ファンやゲームファンから注目されるビッグイベントへと成長していくはず。そうなった時、初開催の今回を見届けた人たちは、「オレ、1回目から見てるぜ!」と大いに自慢して欲しい(笑)。
取材・文=フジジュン Photo by=鈴木恵
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