三阪咲「音楽を通してみなさんとひと
つになれて本当に嬉しかったです」 
全国モールツアーファイナル“Xmasリ
モートLIVE”をレポート

『Saki Misaka "I am ME" MALL TOUR 2021 FINAL 〜XmasリモートLIVE〜』

2021.12.25
ジャンルレスで表情豊か、まさに“私は私”という芯の強さを感じさせる1stデジタルEP『I am ME』で、11月1日にメジャーデビューを飾った三阪咲。11月から12月にかけて全国をまわったモールツアー『SAKI MISAKA I am ME Mall Tour 2021』最終日である12月25日に、“XmasリモートLIVE”と題して大阪・セブンパーク天美のステージに立った。
長引くコロナ禍でイベントのオンライン化が進んだことで、リモートであれば全国どこからでもステージを楽しめるようにもなった今。“XmasリモートLIVE”は、全国展開する複合型ショッピングモールのアリオ、グランツリー、プライムツリーでの同時中継に加え、三阪のオフィシャルYouTubeチャンネルとLINE公式アカウントにて無料生配信され、祝祭ムード漂うクリスマスをますます華やかなものにしてくれたように思う。
三阪咲
吹き抜け部分に、約520インチの大型LEDビジョンが設置されたセブンパーク天美のAMAMI STADIUM。そこに現れた三阪は、ファー素材のショートジャケットとショートパンツはクリスマスツリーをイメージさせるグリーンでまとめていて、ビビッドなイエローのブーツ、サイドにリボンを編み込んだヘアスタイルにしてもなんてキュート!
「盛り上がっていきましょう!」と呼びかけた1曲目は「空梅雨」。<予想を裏切る>という歌詞の通り、クリスマスにして意外な選曲に意表を突かれてしまう。ファルセットも美しい透明感ある歌声は、どこまでも伸びやか。「みなさん頭の上で!」とクラップをうながしながら見せる笑顔も眩しい。
一転、かっこよさを見せつけたのは『I am ME』に収録のナンバー「Get Stronger」。低めの歌声、ラップパートににじむ意志の強さが凜として輝いている。
三阪咲
「デビュー作である『I am ME』を引っ提げて行ってきたモールツアーの最終日です。大阪出身なので、ここ天美でファイナルを飾れることがすごく嬉しいです。クリスマスイブだった昨日、みんなインスタとかツイッターで「メリクリ!」って呟いてましたけど、私は今ここで言います。メリークリスマス!」
DJ花井と一緒にクリスマスエピソードで盛り上がったあとは、『I am ME』に収録のスウィートな「My Type」へ。出だしのフェイクから惹きつけて、ファルセットもしなやかに響く。「DANNA」は、タイトルといい、ラテンテイストといい、突き抜けるようなサビといい、『I am ME』の中でも相当インパクト大なナンバー。パワフルな歌声が耳に心地いい。
三阪咲
「今日は、特別な特別なクリスマスです。ほかの会場では歌ってこなかった曲を、ここに来てくれているみなさんと中継や配信を観てくれているみなさんのためだけに、クリスマスアレンジでお届けします!」
そう前置きしたのは「僕でいいじゃん」。鐘の音や、DJ花井が奏でるアコースティックギターの温かな音色。一途に想っているのに、好きな人の気持ちは自分に向いていない切なさに満ちた三阪の歌声。会場に足を運べた人にとっても、中継映像や配信映像を観ている人にとっても、特別なクリスマスプレゼントとなった。
三阪咲
「最後は『I am ME』のラストナンバーで、みんなで手を振ったりクラップをしたりして盛り上がりたいと思います!」という言葉からの「Rollercoaster」は、伸びやかなハイトーンが映えるナンバー。上のフロアもぐるりと見上げて、オーディエンスの姿をしっかりとらえながら歌声を届けていく。
まだまだ三阪の歌声を浴びていたい。そんな願いが通じたのか、「今日ツアーファイナルですからね。みなさん、もう1曲くらい聴きたくないですか!?」と言って、「私を好きになってくれませんか?」へ。笑顔で手を振ったり、<これからそばに居るのは 私じゃダメかな>なんて視線を向けたりする三阪に、きっとみんなドキドキしている。
三阪咲
サンタ帽をかぶって再登場したアンコールでは、アリオ・グランツリー・プライムツリーで実施の“Smile Link Action”スペシャルサポーターとして全国に歌声を届けてきたこの1年の集大成とも言えるスペシャルな企画が、いよいよ実現することに。阪南大学の吹奏楽部の演奏で三阪が歌い、さらには全国各地のArioと中継をつないで、長野県・上田、埼玉県・川口、東京・西新井の音楽団体ともリアルタイムでコラボレーションして、事前に募ったたくさんの投稿動画が大型LEDビジョンに映された「勇気100%」。「音楽を通してみなさんとひとつになれて本当に嬉しかったです。近くにいないみなさんのパワーも伝わってくる1日でした。ありがとうございました!」と最後に三阪が言ったが、音楽と笑顔と夢がつながって完成した“XmasリモートLIVE”は、2022年に向けての明るい兆しにもなった。
三阪咲
2022年3月6日には、“高校生のうちにZeppに立つ”という夢の一つを叶え、神奈川・KT Zepp Yokohamaにてワンマンライブを開催予定の三阪。その旺盛な表現欲と挑戦心は、これからもっともっとたくさんの人を巻き込んでいく。

文=杉江優花

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