髙橋真梨子、“最後の全国コンサート
ツアー”をスタート「老体に鞭打って
やるしかない」

1973年3月10日にペドロ&カプリシャスの2代目ボーカリストとしてシングル「ジョニィヘの伝言」でレコードデビュー、以降1978年のソロデビュー後も同様にコンサートを主軸に音楽活動を行ってきた髙橋真梨子が、1月27日(木)東京・立川ステージガーデンを皮切りに“最後の全国コンサートツアー”をスタートした。
2020年、自身のキャリア集大成としてのオールタイム・ベストアルバム『髙橋千秋楽』のリリースを発表するとともに、1979年のソロ・コンサートツアー・スタート以来42年連続で開催してきた全国ツアーを「納得するステージを毎回継続していくことが年々厳しくなってきた」ことを理由に“卒業”することを発表し全国コンサートを予定したが、コロナの影響でツアーは延期・中止を余儀なくされてきた髙橋。そんな中、1月27日(木)、ツアー2年ぶりとなる『Mariko Takahashi Concert vol.44 2022 our Days -Last Date-』初日公演の幕がついにおろされた。
この日のコンサートは感染症対策を万全に期して18時ちょうどに開演。2年ぶりの全国ツアーを待ちわびたファンの大きな拍手の中、グリーンのドレスに身を包んだ髙橋が登場すると、まずはファンへの感謝の意を込めて選曲したという「ありがとう」でステージはスタート。旦那様で髙橋の音楽プロデューサーでもあるヘンリー広瀬氏曰く、「昨日今日は2人とも久々にステージに立てるワクワク感とドキドキ感を大いに感じて過ごした。」と本番前に語った通りに、高揚感と緊張感の両方に包まれた髙橋とヘンリー広瀬、そしてヘンリーバンドが2曲目の「遥かな人へ」を見事なパフォーマンスで披露し
終わると、最初のMCへ。
髙橋は第一声で「ラストツアー・コンサート、今日は初日です。」と始めると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。続けて、「初日って、間違いばかりじゃないですか。コンサートも2年ぶりなんで、ほんと私たちもついていけないくらい。今回リハーサルも少なかったんですよ。どうしてもコロナ禍であんまり集まっていろんなことをやっちゃいけないんじゃないかって。だから間違ってもごめんね。」「2年ぶりにお越しの方ってどのくらいいるんですか?初めてお見えになる方は?初めての方も、今年で最後ですから。でもツアーが最後ってだけで全部が全部終わるわけではないんですよ。TVに出るかもしれないし東京でコンサートやるかもしれないし。兎に角ツアーがつらい。確かに年を感じるんですよ。そして今年は恐ろしく多いの、ツアーが。だから老体に鞭打ってやるしかないんですけど、全国あちこち行くのね。だから気持ち的にはつらいと思うかもしれないけど私の心の中では皆さんに会える喜びも大きいんですよ。」と、今回をもって全国規模のツアーを最後にする想いを語った。
その後、髙橋のレコードデビュー曲となった「ジョニィへの伝言」をはじめ「五番街のマリーへ」などのペドロ&カプリシャス時代のヒット曲、ソロの代表曲「桃色吐息」「ごめんね…」「OLD TIME JAZZ」などを歌唱し第1部が無事終了。第2部の幕開けはロングセールスを記録するオールタイム・ベストアルバム「髙橋千秋楽」に収録されている最新書下ろし曲「やさしい夢」でスタート。続く「はがゆい唇」「フレンズ」といった代表曲の後はアップテンポナンバーの「オレンヂ」「この気分が好きよ」でステージは一気に華やかなムードに。その後はバラードの女王の貫録をもって「for you...」「海色の風~君住む場所へ~」などを歌い上げた。アンコールのラストを飾ったのは、自身の半生を歌にした、10年前発表の大曲「The Road」。ステージを終えたヘンリー広瀬氏が「いつかこの歌が生きる日が来るとは思っていた。」と語る、この壮大な曲をもって約2時間全21曲のステージ初日は幕を閉じた。
以降、来週再来週にはホームステージと言っても過言ではない東京国際フォーラム・ホールA公演3DAYSをはじめ、10月末までの10ヶ月の間に全国42公演の開催が予定されている。また、今回ステージで披露される髙橋の代表曲や思い入れ溢れる楽曲の並んだ曲順通りのスタジオ録音オリジナル音源で編成された“全国ツアー卒業公演セットリスト・アルバム”
「our Days tour 2022」も、同ツアーにあわせて発売中。そんなラストツアーの曲順通りで収録された同CDは”記念として、記録として、記憶として”、 髙橋の想いがふんだんに詰まった貴重な企画アルバムとなる。
 写真:田中聖太郎

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