L→R 小谷茉美子、アンズ卍100%、Koyoka、メロネサリ、菊地桃子

L→R 小谷茉美子、アンズ卍100%、Koyoka、メロネサリ、菊地桃子

【8bitBRAIN インタビュー】
自分たちのやりたいものを
大人の意見を聞かずにやった

ダイナミズムのあるサウンドにオートチューンとデスヴォイスを駆使した歌声を乗せた、ラウドロックアイドルグループ・8bitBRAIN(以下、ハチブレ)。2020年7月のメジャーデビュー以降、シングル3部作と弛まぬライヴ活動で着実に独自のスタンスを示してきた彼女たちが、ついに1stアルバム『shout』を完成させた。等身大の自分たちを映した、みずみずしさにあふれた佳作である。

私たちが何をやっても、
8bitBRAINになる!

1stアルバム『shout』が完成しました。まずはメンバーそれぞれに今のお気持ちをおうかがいしたいです。

Koyoka
私が思っているのは、ひと言で言うと“こんなアルバムができちゃっていいのかな?”って(笑)。それはいい意味で。もう世界観が曲ごとにバラバラで、お祭りの曲もあれば、ちょっとダークな曲もあれば、明るくハッピーな曲もあって、今までのシングル以上にどんちゃん騒ぎみたいな感じが詰まっていて。“これ、ちゃんと一個の軸があるのかな?”と見失ってしまいそうになるくらい、それぞれがズバ抜けて弾けているし。私たちにとって初めてのアルバムなんですけど、“これが1stアルバムでいいのかな?”という戸惑いとドキドキがあります(笑)。
サリ
アイドルを始めてからCDを出すことがずっと夢だったんですけど、シングルを1st(2020年7月発表の「Under the weather」)、2nd(2020年11月発表の「Out of order」)、3rd(2021年5月発表の「Black Sabbath」)と出してきて。1st、2ndはメンバーじゃない方が作詞をして、3rdは私が書かせていただいたんですけど、このアルバムは…これは他のグループではあまりないことだと思うんですが、新曲6曲のうち5曲をメンバーそれぞれに振り分けて、みんなでひとつのものを作って完成させたんですね。このメンバーだったからこのアルバムが作れたというのがすごく嬉しくて。今、Koyokaも言ったんですけど、いろんなテイストの曲があって、その振り付けも私が全部やらせていただいたんです。振り付けもまったく全部違うものを考えて。5人で作り上げた、すごい面白いものができたので、早くみんなに聴いてほしいです。
アンズ
ハチブレを今まで作ってきた人たちそれぞれが、自分の中のハチブレで好きなことをやった…という感じがすごくしますね。プロデューサーもそうだし、撮影をしてくださる方とかいろんな方を含めて、それぞれが好きなこと、好きな方向でやった結果がこのアルバムなのかなと。だから、すごくまとまりがない(笑)。ライヴもそうなんですけど、ハチブレは“まとまっていたなぁ”っていうライヴをやったことがないし(笑)。そういう意味では“これぞ、ハチブレ!”というものができたし、いい意味でやんちゃなアルバムだと思います。
菊地
私も同じようなことを思っていたんですけど、それは結成当初に遡っても同じことを思っていて。結成当初はとにかくプロデューサーが作った“こういうユニットをやりたい”というものに自分たちも乗っかってスタートしたので、プロデューサーの言う“こういうものなんだよ”というものを理解して、それを一緒に作っていっていたんですけど、その初期の感覚から今の5人になって、自分自身もいろんなものから影響を受けて、“私はこういうことをやってみたい!”っていう想いがどんどん膨らんで。メンバーそれぞれにそういうものがあると思うし、たぶんプロデューサーにもたくさんあったと思うんです。新曲の6曲は、もし初期の頃ならハチブレっぽい曲が多くなったと思うんですけど、“えっ? こんな曲もやるんだ!?”の連続だし、ジャケットも今までとはガラッと変わってイラストになっていたりとか、曲名にも初めて日本語が入ったりとか。なので、最初にあった一種のこだわりみたいものの幅が大きくなって、それでもハチブレらしさみたいなところは芯にあって、アルバムとして相応しい作品になったと思います。

バラエティーに富んでいるけれども、芯は変わらないと。

菊地
そうですね。新曲を順番にライヴでお披露目しているところなんですけど、お客さんからも“初めて聴いたけど、やっぱりハチブレっぽい感じがするね”とたくさん言ってもらっていて。サウンドもそうだし、歌詞にしても、ちょっと遊びが入っていたり、すごくストレートだったりしますけど、ハチブレっぽいまとまりはあると思います。

小谷さんはどうでしょう?

小谷
素直な感想は…アルバムだけどアルバムじゃない、シングルみたいな感覚です。私の中ではアルバムって既存曲がメインで、新曲は1、2曲って感じなんですけど、今回は半分が新曲だし、ハチブレらしい変化球なアルバムができたと思います。守りにいかずに攻めて、アルバムなんだけど、新曲にも聴きどころもがたくさんある。このアルバムだけを買っても“あっ、既存曲にはこんなものもあるんだ!?”って、最初のシングルから全部ゲットしたくなるような。バラードもあるし、全力で遊んでいるような曲もあるし、“幅広いんだな。デスヴォイスでうるさい曲だけじゃないんだな”みたいに思ってもらえると思います(笑)。

そうですか(笑)。みなさん『shout』をバラエティー豊かな作品になったととらえていらっしゃるようですけど、私の感想は…これはちょっと失礼な発言になっちゃうかもしれませんが、意外と変化球が少なかった印象です。シングルのカップリングではっちゃけた曲がありましたけど、そういうタイプがない。確かにサウンド面は多彩だと思いますが、その意味ではストレートだなと。あと、このグループは真面目だなと思いました。

全員
あははは。
アンズ
たぶん全員が飾ることをやめたんだと思います。自分たちのやりたいものを大人の意見を聞かずにやったからこうなったんだと思いますね。
菊地
さっき言ったみたいに、今まではハチブレっぽさを考えながら作っていたんですが、アルバムは“今、自分が作りたいものを全力で作りたい!”と思っていたので。
L→R 小谷茉美子、アンズ卍100%、Koyoka、メロネサリ、菊地桃子
アルバム『shout』【Type-A】
アルバム『shout』【Type-B】
アルバム『shout』【Type-C】

OKMusic編集部

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