白鳥大珠インタビュー『3年前の戦い
とは全く違うっていうのを見せたい』

来る4月2日(土)国立代々木競技場第一体育館で開催される『Cygames presents RISE ELDORADO 2022~TenshinNasukwa Final Match』で、秀樹(新宿レフティージム)と2度目の対戦となる白鳥大珠(TEAM TEPPN)が練習を公開した。
――顔を見る限りいい感じで仕上がってる感じですね
白鳥:そうですね、今一番いい状態ですね。この状態は当日までキープしたいなと思ってます。
――逆に今だったら疲れ溜まってるんじゃないですか?
白鳥:いや、疲れ溜まってるんですけどなんか今までと違う感覚というか。今すごいきつい時期ではあるんですけど、珍しくこの時期に練習が楽しいなって感じるっていうか、今までにない感覚です。
――今までとちょっと違う感覚っていうのは何か理由があるんですかね。
白鳥:去年負けて自分で考えて動くようになったっていうか、割と今まで去年までは与えられたものをこなしていくっていうのがほとんどだったんですけど、今は自分で考えて動いて自分に足りないものを補っていくっていう練習とかやってて、すごい楽しいっすね。
――でしたら2022年はより自主的に動く白鳥大珠で勝負するって感じになりますかね。
白鳥:僕15歳ぐらいでデビューしてるんですけど、もう10年経ってるんですよ。今まではそうやってやってきたんですけど、ここからはもう自分なりに考えて動いていかないと成長は止まっていくなと思って。本当この一年格闘技に懸けてやっていくって言ってるんで、それを試合で見せるしかないですよね。
――今日のミット打ち見させていただいたらかなり今までより蹴りの比重が多いかなと思ったんですけど何か意図的なものってあったんですか?
白鳥:蹴り込みはもうかなりやってますね。やっぱり後半になっても蹴れる選手っていうのは強いと思うんですよ。RISEの選手とか見てると最近やっぱパンチ重視の選手が多くなってると思うんですけど、その中でやっぱり3R通して蹴れたらもっと自分の体力面もそうですけど、全体的に総合力が上がってくなと思って。別に蹴りで倒すとかそういうイメージを持ってやってる訳じゃなくて、自分の全体的な力を上げるために蹴りこみはかなりやってますね。
――先に実施された秀樹選手のこの公開練習はご覧になりましたか?
白鳥:見ました。
――逆に秀樹選手の方はパンチ重視のミット打ちだったんですけど、どんな感想を持ちました?
白鳥:なんか幾つかやってたんすよね。別に公開練習で自分のその全ての手の内を見せてる訳ではないと思うんですけど、一発一発のパワーはやっぱあるのかなっていう印象はありましたね。ただ今日の僕のミットと見比べてもらえれば分かると思うんですけど、スピードは全然もう自分の方があるんで、秀樹選手の一発が重いにしろその一発来る前にこっちは2発、3発と入れるスピードはあるかなと思ってるんで。
――でしたら逆に今回はスピード勝負って感じになりますかね?
白鳥:スピード勝負っていうか、特別そこを意識してる訳じゃないですけど、ただこうやって公開練習で僕が先に秀樹選手を見てるんで何か違いを見せようかなと思って、今日は意識してやっただけです。違いは本当もう言ってるんですけど、1Rから自分で仕掛けていこうかなと思ってます。
――同じ日に白鳥選手にも影響を与え続けてきた同門の那須川天心選手はRISEの引退試合を迎えますけど、白鳥選手は天心vs風音っていうのはどういう風にご覧になってますか?
白鳥:風音自身見てると、やっぱり去年からずっと、去年からっていうか昔からだと思うですけど天心のこと多分意識してずっとジム内でも一緒に練習してたと思うんで。で、去年あのトーナメント優勝してマイクで言ってたんですけど、別に変にジムが一緒だから複雑な気持ちとかは全くなくて、風音の挑戦だなっていう印象しかないですよ。それよりもやっぱり自分は自分で、自分のことに必死なんで今あまり周りどうこうはないですね。
――前回秀樹選手との試合からの3年間で自分が成長したところっていうのはどういうところだと思いますか?
白鳥:いやもう全体的にじゃないですかね。3年前の身体つきとかも見てもらえれば分かると思うんですけど、もう全然凄い線細いですし、まだあの時ってキック復帰してTEPPEN来てから多分4戦目とか5戦目とかそのぐらいなんですよ。まだ全然キックのスタイルっていうのが完成、今も別に完成してるじゃないですけど、その頃ってまだ迷いがあった時期で。次の試合を見てもらうっていうのが本当一番いいんですけど、何よりもやっぱり全体的にフィジカル面もそうですしキックに関しての技術もそうですし、あの頃と同じと思うなよと。秀樹選手もそうですけど周りのファンもみんな。3年前の戦いとは全く違うっていうのは見せたいなと思います。
――秀樹選手も勿論3年間で成長していると思うんですけれど、白鳥選手から見てどういったところが成長していると思います?
白鳥:根本的なスタイルとか何も変わってないと思うんですけど、細かくはちょっとそこは伸びてるとか自分は言いたくないですけど、もうそこは本当試合を見てほしいなって思いますね。どっちが本当この3年間で強くなれてるかっていうだけなんで。自分は本当相当今自信持ってるんで。そんなすぐ強くならないと思うんですよ。「俺今強くなってる」とか言う選手たくさんいますけど、僕も去年の9月直樹選手に負けて、そっから半年今回空いてるんですけど、その中で僕も全体的に何かが強くなったって訳じゃなくて、自分の弱点だったり伸ばすべき部分とあと自分の弱い部分をなくしていくっていうのをやってきたんで。僕は本当前回の9月、去年やった試合とは全く別人だと思ってますよ。それは本当試合を見てください。
――確かに公開練習を見てると本当に好調子っていうのは私たちにも伝わってくるんで、白鳥選手がすごく乗ってるなと思うんですけどどんな試合を見せたいですか?
白鳥:僕やっぱ去年一年間でRISEで原口選手と直樹選手2人に負けて、であとはRIZINのトーナメント出たぐらいで。正直そのトーナメントで優勝したからどうこうもなかったんで、やっぱ去年1年の遅れを取り戻すというか。今回ただリベンジ戦で勝つっていうのって、ぶっちゃけ僕ら2人にとってはその勝敗は凄い分かれると思うですよ、秀樹選手と僕にとっては。けど格闘技界においてRISEの今後においても、ただどっちかが勝っただけじゃ何もそこからのストーリーって始まらないと思うんですよ。だから今後を見据えて、白鳥がこういう相手と試合を見たいとか何か次を期待してもらえるような試合展開に持っていって、やっぱ倒したいっすよね。やっぱ再戦なんで。
――RIZINの皇治vs梅野に対して、二人と戦ってるんで率直な感想っていうのを聞きたいんですけど。
白鳥:予想としては判定で皇治選手勝つだろうなって思ってて、見た感想は予想通りっていうか特に何事もなく試合が終わったなっていうか。まぁ思ってた通り、梅野選手もRISE来て…試合終わった選手にあれこれ言うのも嫌なんですけど、やっぱり言い訳が聞きたくないなと思いましたね。試合どうこうは僕はドローぐらいかなとは思ってたんですけど、梅野選手は僕はあの試合ムエタイだったら梅野選手の勝ちかなと思ってます。結構ミドルもほとんど蹴って、最後もミドルで蹴って距離取ってちょっと流した部分もあったんですけど、梅野選手自体もそれで今までムエタイで戦ってきて勝ったと思ってたと思うんですけど。その試合後のインタビューとか僕見てたんですけど、あれこれ審判が下した判定にぐちぐち言ってたんで。あれって僕と決勝やったじゃないですか、あん時となんか一緒だなと思って。僕との試合後もTwitterであれはムエタイだったらどうこうとか言い訳をしてたんですよ。あの頃から変わってないなって思いました。。
――ちなみにダウンみたいなのがありましたけれどあれはダウンだと思いますか?
白鳥:あれダウンでいいんじゃないですか? その後のダメージどうこうは分かんないですけど、普通に蹴った後のバランス崩したとかで倒れたとかじゃなくて、普通にパンチ打って多分ガードの裏に入ってたと思うんですよ。あれ全然ダウンとっていいと思いましたね。
――ダウンだったとしたら皇治選手の勝ち。
白鳥:勝ちじゃないですか。だからそこはもう潔く認めた方がいいんじゃないかなと思いましたけど。結局ジャッジが全てなんで、結果自分がどうこう思っってようがジャッジが下した判定なんで、それはもう今文句言ってもしょうがないんで次で魅せてほしいですよね。
――61kgでやったわけですけれども、白鳥選手はやっぱ61kgはもう厳しい感じですよね。
白鳥:厳しいっていうか頑張れば落とせるんですけど、僕の理想としては階級を上げていきたいですよね。やっぱりRISEもGLORYと提携して世界の強豪と戦える舞台が整ってきてる訳じゃないですか今。やっぱそこで戦っていきたいとも思うし、僕自身あの今後65kgまた更に上に上げていくっていう展望があるんで。今下げて戦うメリットは正直自分の中にないんで、去年やったトーナメントで皇治選手と戦った試合が最後かなとは思ってますね。
――皇治選手が60kgのトーナメントやりたいっていうのは全く?
白鳥:いやそこはもう興味ないですよ。全く誰が出てきても自分は出ようと思わないですね。
――小林愛三選手に対してのちょっとコメントもいただきたいんですけど、試合見られたと思うんですけどどういう感想を持ちました?
白鳥:女子の世界のトップの試合を僕は今回初めて見たんですけど、正直不利ではあったと思うんすよね、階級も上ですよね確か。ただ出るって決めた以上はそこは言い訳のしようがないんで仕方ないですけど、僕は今まで見たキック女子の中ですごい一番技術力の高さとかを感じましたね。本当世界は広いなっていうか、本当まだまだ強い選手とか他にもたくさんいると思うんですけど、去年の原口選手のペットパノムルン選手との試合もそうですけど、まだまだ本当世界に強い選手はたくさんいるなと思ったし、やっぱりRISEのチャンピオンである二人が今GLORYのチャンピオンに負けてしまった訳じゃないですか。やっぱりキックボクシングの世界的に見てもRISEのチャンピオン大したことないなと思われるのも僕からしても凄い嫌なんで、本当今年ですよね。今後どうなってるか分かんないすけど、僕らも他の選手もGLORYの選手と戦っていってRISEの強さを見せていきたいなと思いますね。
記事提供:RISE
Cygamespresents RISE ELDORADO 2022試合順
▼メインイベント 那須川天心 RISE Final Match バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kg級王者)
風 音(TEAM TEPPEN/RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝)
▼セミファイナル Super Fight!ライト級(-63kg)3分3R延長1R
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/ RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者)
ロンペット・Y'ZD GYM(Y'ZD豊見城/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)
▼第10試合 Super Fight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
鈴木真彦(山口道場/第7代RISEバンタム級王者)
江幡 睦(伊原道場/WKBA世界バンタム級王者、第5代新日本キックボクシング協会フライ級王者)
▼第9試合 Super Fight! -56kg契約 3分3R延長1R
志 朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝)
江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者、KING OF KNOCK OUT初代スーパーバンタム級王者)
▼第8試合 SuperFight! 71.5kg契約 3分3R延長1R
海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者)
▼第7試合 Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
直 樹(BRING IT ONパラエストラAKK/第7代RISEライト級王者)
山田洸誓(正道会館KCIEL/第4代RISEスーパーライト級王者)
▼第6試合 SuperFight! ライト級(-63kg)3分3R延長1R
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/同級1位、RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者)
秀樹(新宿レフティージム/同級2位、K-1 REVOLUTION FINAL -65㎏級世界王者)
▼第5試合 オープンフィンガーグローブマッチ -64kg契約 3分3R
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/ライト級9位)
伊藤澄哉(戦ジム/スーパーライト級5位、元益荒男KICK 65kg王者)
▼第4試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
北井智大(チームドラゴン/同級3位)
中村 寛(BK GYM/第6代DEEP☆KICK-60kg級王者)
▼第3試合 ヘビー級 3分3R延長1R
カルリ・ギブレイン(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元HEATヘビー級王者)
南原健太(極真会館/第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会準優勝)
▼第2試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
石月祐作(KAGAYAKI/同級1位、DBSスーパーフェザー級、KROSS✕OVER同級王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級2位)
▼第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
那須川龍心(TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova 全日本大会 -55kg級トーナメント優勝)
笠原直希(シーザージム/SB全国大会-45kg級優勝)

▼オープニングファイト.4 バンタム級(-55kg) 3分3R
鷹 介(魁塾/同級10位)
福井萌矢(建武館/King of Rookie 2021 -55kg級優勝)
▼オープニングファイト.3 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
佐藤九里虎(FAITH/同級10位、WMC日本スーパーフライ級王者)
彪 司(TEAM TEPPEN/King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
▼オープニングファイト.2 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
藍之輔(STRIFE)
細越竜之介(TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova全日本大会-65kg級トーナメント優勝・大会MVP)
▼オープニングファイト.1 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
野村勇人(GONG-GYM坂戸/Stand up アマチュア vol.4 一般部Aクラストーナメント‐60kg優勝)
永松進之介(FJ KICK ASS/RISE Nova 全日本トーナメント-60kg級 準優勝)

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