永田崇人がラジオ愛を語る! 石井杏
奈とともに朗読劇『リスナーたちの星
空』に出演

朗読劇『リスナーたちの星空』が2022年4月27日(水)から紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。ラジオを愛する劇作家・土田英生と、現役ラジオ構成作家・宮澤一彰のもと、ミュージカル俳優から声優、タレントまで幅広いジャンルのラジオを愛する男女10名のキャストが集結。
今回、SPICE編集部は、初日となる4月27日(水)に出演する永田崇人にインタビュー。最近ラジオにハマっているという永田に思いを聞いた。
【STORY】
地方の深夜ラジオ番組『星屑ワイド 濱宮賢治ショウ』。この番組は10年続き、惜しまれながらも聴取率が振るわず終了した。それから10年。編成の都合で、月1回放送の形で復活することに。しかし期間は1年だけ。
第1回、4月。あるラジオリスナーから番組復活を喜ぶ投稿が届く。それは番組でハガキ職人として有名だった高校生。今は会社員らしい。須永祐紀、ラジオネームは「七転び七起き」。昔、彼は番組の人気コーナー「あの人への手紙」でラブレターを投稿した。相手は同じ番組のヘビーリスナーの佐倉聖美。その恋愛を番組全体で応援し、最後には結ばれたという流れは伝説になっている。
七転びからのメールには、番組復活への喜びと聖美さんとの恋愛の結末などが書かれていた。当時聴いていたそれぞれからも次々に番組復活のこと、そして思い出話などが投稿されてくる。
すると第2回の5月に聖美さんからの投稿があった。宛先は「七転び七起き」。番組の復活を喜び、そして現在の生活に対する悩みと七転びへの思いが綴られていた。
そして3回目には七転びからの投稿が届くーー。
番組がきっかけで結ばれた伝説のカップルの恋の行方を軸に、番組の存続を願うリスナーたちの奮闘、そして、それぞれの人生が番組への“投稿”を読む形で物語が紡がれてゆく。
ーーなんでも、永田さん、ラジオにハマってらっしゃるそうで。
そうなんです。ハマってるというほど、そんな四六時中聴いているわけじゃないんですけど、ふとしたときに聴くようにしていて。好きな番組があって、それが毎週の楽しみです。最近はオールナイトニッポンも聴くようになりました。
ーーどういうきっかけでラジオを聴くようになったのですか?
高良健吾さんが出ていたラジオがあって、それを聴いてみようと思って、聴いたんですよ。それがすごく良くて。その番組のファンになって、そこからもうずっと毎週聴いていますね。そうしてラジオを聴き始めた2週間後ぐらいに、このお仕事のオファーをいただいたので、なんかご縁があるなと思っています。
ーー今回の朗読劇の題材でもありますが、ラジオの魅力はどこにあると思いますか?
やっぱり見えていないことがあるというのがいいなと思っていて。顔が見えない、どんな表情しているか分からない、どんな場所で喋っているかもよく分からないというのが、なんかいいですよね。僕が好きな番組はラジオドラマなんですけど、それも顔が見えないので、声だけで自分の想像の中で話が進んでいく。それがすごく面白いです。
もちろん、舞台や映像みたいに全部見えているのもいいですけど……なんだろうな、自分が今まで舞台や映像に多く触れてきたというのもあると思うのですが、見えてないものにすごく新鮮さや美しさを感じてハマってます。
ーーそれまではあんまりラジオというメディアは触れてこなかった。
そうですね。本当にいいタイミングでお話いただきました(笑)。
ーー今回は、いわゆる“ハガキ職人”のお話ですが、ご自身もリスナーとしてメッセージを送られたことは?
実際に(メッセージを)送ったことはないですけど、自分のコメントが読まれるのはきっと嬉しいですよね。やってみようかな。
ーーご自身のラジオ番組を持ちたいという思いはありますか?
はい、すっごくあります!!! ずっとやりたいと言っているんですけど、なかなかご縁がなくて。僕が好きな番組は毎週10分ぐらいのラジオドラマがあって、その後は20分1人で喋る番組なんですけど、そういうのをやってみたいですね。楽しそうだなと思います。
ーー朗読劇のお芝居に出演することは、初めてだそうですね。
はい、朗読劇は初めてですね。でも実は朗読劇とはいえないかもしれないのですが、デビューしてすぐのときに、イベントで1回だけ朗読の企画をやったことがあるんです。そのときに、今回脚本・演出の土田(英生)さんと初めてご一緒したんです。
ーーそこにもご縁が!
はい。僕と伊万里有くん、越智友己くんの3人でファンイベントをやらせてもらったときに、朗読劇をやったんですよ。それがまたすっごく面白かったんです! そのお話は、4人のLINEグループがあって、そのうちの1人の女の子が亡くなってしまって、残された3人がLINEをしていくという話なんですよ。「ピコン!」と着信音をボタンで操作して、セリフを言って。LINEの会話で物語が分かっていく10分〜15分ぐらいの朗読劇だったのですが、めちゃくちゃ泣けるお話でした。
それとは別に土田さんのワークショップに参加したこともあって、そのときのこともよく覚えています。なので、今回土田さんとご一緒できて、とても嬉しいです。
ーーそうなんですね。改めて、土田さんはどんな脚本家・演出家だなと思われますか?
土田さんの劇団の舞台を観に行かせていただいたこともあるし、(土田さんが出演していた)『半沢直樹』も見ました。僕が言うのもおこがましいですけど、クレバーですよね。僕も比較的頭の回転は早い方だと思っているんですけど(笑)、多分それも分かってくれて、パッと想像しやすい言葉で伝えてくださるイメージです。
そして、土田さんの脚本は、そんなにたくさん読んだことがあるわけではないですけど、引き算がうまいんだろうなと。見せる/見せないの塩梅がちょうどよくて、最終的にいいところに着地させる。メールで奏でる『Re:』という作品も、土田さんにしかできないですよね。なので、今回の作品の脚本もとても楽しみです!
ーー朗読劇はどういうところが難しそうだと思いますか? もしくはどういうところが面白そうだなと思いますか?
普通のお芝居に比べて、圧倒的に稽古期間も短いですし、結構ぶっつけ本番じゃないですか。そのちょっとドキドキ感が楽しみです。どうなるか分からない感じ。
噂では、演出家によっては稽古をして、本番まで脚本を開かないでという方もいるとか! 僕は心配性なので、読み込んじゃうと思いますけど……土田さんの指示に従おうと思います(笑)。
ーー今回ペアを組む、石井杏奈さんにはお会いしましたか?
さきほど楽屋でお見かけしました。「はじめまして」とご挨拶しに行ったら、栄養補給ゼリーを吸って飲んでいました。キュートでした。それが第1印象です(笑)。稽古と本番の時に、栄養補給ゼリーを買っていこうと思います(笑)。
ーー最後にファンの方にメッセージお願いします!
舞台という意味でのステージに立つのは、半年ぶりくらいです。
デビューした後、最初に芝居をしたのが、土田さんの朗読劇のとき。僕はデビューしてまだ10年経っていないですけど、いろいろなことをやってきて、ここでまた土田さんと一緒にやる。それはすごく意味があることというか、一つ大きなタイミングになると思っているので、その瞬間をファンの方にはぜひ目の当たりにしてほしいです。
土田さんの書かれる脚本は本当に面白いし、共感できると思うし、キュートだし、人を好きになる本だと思うんです。今、窮屈な世の中ですけど、劇場に足を運んでもらって、元気になってもらったら嬉しいです。
取材・文=五月女菜穂 撮影=ジョニー寺坂

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