【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#246
シンガーソングライター・武田鉄矢の
言葉

作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、バンドマン、振付師、……そして、歌手。きらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引したパワーが隠されているのです! このコラムで、皆様の生活に少しでも艶と潤いが生まれることを願います。

面白くない、ついてない、見捨てられた
。そんな時にどう生きるかですよね

より

2022年1月30日に放送されたCBCラジオ「小堀勝啓の新栄トークジャンボリー」に、フォークグループ・海援隊のメンバーの武田鉄矢、中牟田俊男、千葉和臣が出演。2022年、海援隊はデビュー50周年を迎えた。ラジオ番組の中では武田鉄矢が中心となり、今もなお活動を続ける海援隊の道のりや、これからの人生について語られている。

パーソナリティの小堀は、「今、ちょっと調子悪いと、怒って切れちゃう少年とかいるけど、ダメですよね?」と武田に話を振る。今回の名言「面白くない、ついてない、見捨てられた。そんな時にどう生きるかですよね」は、それに対する武田の答えである。先行きが不透明で混沌とした現代。少年に限らず、「面白くない」「ついてない」「見捨てられた」などという気分に陥ることも多いのではないだろうか。そんな時こそ「どう生きるか?」を考えることが大切なのである。

武田が40歳の時に作り、現在も「私の横に来て私を励ますことがある」という曲「新しい人へ」(1999年発売)。「3年B組金八先生」第5シリーズ主題歌の同曲の歌詞は、“自転車でペダルをこいで坂道を上る途中、冬を選んで咲いている花を見つけた”という内容。そして、武田は「70の自分が振り返ると、40のその歌を作った自分が他人の様に見れる時がある。人生そうなるから、自分の今で全部を断ち切っちゃダメ」と説く。金八先生の声に従って、そこに咲く花をイメージして前進しよう。
武田鉄矢(たけだてつや)
1949年4月11日生まれ、福岡県福岡市出身。海援隊のボーカル、シンガーソングライター、歌手、俳優、司会者、タレント、作家、脚本家、作詞家。1972年、フォークグループ・海援隊のボーカル兼リーダーとしてアルバム『海援隊がゆく』でデビュー。1973年、「母に捧げるバラード」が人気を集め、翌1974年には「第25回NHK紅白歌合戦」に出場。1977年、映画『幸福の黄色いハンカチ』で俳優デビュー。1979年、TVドラマ「3年B組金八先生」に主演。主題歌の「贈る言葉」も大ヒットを記録。1982年、海援隊解散。同年、映画『刑事物語』にて、原作・脚本・主演を務める。1983年、シンガーソングライターとして「未だ僕の旅」でソロデビュー。1986年、漫画『お〜い!竜馬』の原作を担当。1987年、「男と女のはしご酒」で芦川よしみとのデュエットが話題となる。1988年、「3年B組金八先生」第3シリーズの主題歌「声援」をリリース。同曲で、「第40回NHK紅白歌合戦」に出場。1993年、海援隊が<ドリームライブ in 福岡ドーム>で1日だけ再結成される。翌1994年、海援隊として活動を本格的に再開。同年より、ラジオ番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」のパーソナリティを担当し、現在も続けている。東洋水産「マルちゃん赤いきつねうどん」のCMキャラクターを1978年の発売当初から務め、「同じ俳優を起用したTV-CMを、最も長い間放映し続けている商品」として2019年、ギネス世界記録に認定される。2022年7月16日、岡山県倉敷市の倉敷市芸文館ホールにて、<海援隊トーク&ライブ2022>を開催予定。現在もなお音楽活動はもとより多方面で活躍している。
仲村 瞳(なかむらひとみ)
編集者・ライター。2003年、『週刊SPA!』(扶桑社)でライターデビュー後、『TOKYO1週間』(講談社)、『Hot-Dog PRESS』(講談社)などの情報誌で雑誌制作に従事する。2009年、『のせすぎ! 中野ブロードウェイ』(辰巳出版)の制作をきっかけに中野ブロードウェイ研究家として活動を開始。ゾンビ漫画『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ~童貞SOS~』(著・すぎむらしんいち/講談社)の単行本巻末記事を担当。2012年から絵馬研究本『えまにあん』(自主制作)を発行し、絵馬研究家としても活動を続ける。2014年にライフワークでもある昭和歌謡研究をテーマとした『昭和歌謡文化継承委員会』を発足し会長として活動中。

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