在東京タイ王国大使館主催『タイフェ
スティバル』PRイベントに潜入ーーS
TAMPや映画『2gether』音楽制作者ら
、日本でのT-POPブームに期待

5月1日(日)から1ヶ月にわたり、在東京タイ王国大使館主催の『タイフェスティバル2022』がオンライン開催される。今年のテーマは、年々盛り上がりを見せるタイドラマとの親和性があり、言葉の壁を感じずに楽しめる「T-POP」。5月15日(日)の特別ステージでは日本人アーティストとのコラボ曲もリリースしているSTAMP、ドラマ『F4 Tailand』に出演していたブライト・ワチラウィットやウィン・メータウィンら8組の出演が発表されている。タイポップミュージックを広めると共に、音楽を通してタイの文化とライフスタイル、魅力をオンラインで紹介。イベントに先駆け4月18日(月)に、在東京タイ王国大使館にて開催されたメディア向けのPRイベントの様子を、生出演したSTAMPらのコメントと合わせてレポートする。
●シントン大使「音楽は言語の壁を乗り越えられる」●
メインポスター 提供:在東京タイ王国大使館
2019年まで20年間、毎年代々木公園にて開催されてきた『タイフェスティバル』。開会に先立ちシントン・ラーピセートパン大使が「新型コロナウイルス蔓延の影響を受け、『タイフェスティバル』もニューノーマルな形態への変更を余儀なくされた。そこで2021年は「タイドラマ」をテーマに、タイにいる俳優と大使館に招待した来場者を中継で繋ぎ、YouTube配信で世界に発信する試みを実施。今年は「T-POP」をテーマに、1ヶ月間完全オンラインでの開催に実施方法をアップデートし、これまでの『タイフェスティバル』同様にタイ料理やタイ製品、物産品の更なる普及を目指す」と挨拶した。
シントン・ラーピセートパン大使 以下提供:在東京タイ王国大使館
今回のメインとなるのは5月15日(日)に配信される、タイの音楽番組『T-Pop Stage Show』と協力で制作する「T-Pop Stage Show:タイフェスティバル in Japan 2022 スペシャルエピソード」。シントン大使は「音楽は日本におけるタイドラマブームとの親和性が高く、言語の壁を乗り越えられると信じている」としタイポップスをテーマに選んだことを発表した。
出演アーティスト
出演はSTAMPとフィーチャリングゲストとしてSKY-HI、T-POPランキングトップ常連バンドのティリー・バーズ(Tilly Birds)などの8組。そのほかシンセポップの女王とも呼ばれるイン・ワラントン・パオニン、ラテンアメリカでも人気を誇る4MIX、オーディション番組発の7人組ガールズグループ4EVE、インフルエンサー系新人ベル・ワリッサラも出演。
アイス・パリス
さらに俳優としても活躍するアイス・パリス(『Bad Genius the Series』など)や、『F4 Thailand』で共演したブライト・ワチラウィットとディウ・ジラワット、ウィン・メータウィン、ナニ・ヒランクリットも登場する予定だ。当日はFacebookでは「thaifestival.jp」と「T-POP Stage」、「Workpoint Entertainment」のアカウント、YouTubeでは「T-POP Stage」のアカウントから視聴できる。
そのほか「Lifestyle Vlog & Special Collaboration」として、俳優やアーティストによる特別番組も配信。コンサートにも登場する4MIXや、『I Told Sunset About You~僕の愛を君の心で訳して』主演のPPクリットとビウキン・プティポンなどが出演する。またベル・ワリッサラの曲「アオ・パッカー・マー・ウォン(ペンを持って◯をして)」を使用したSNSダンスチャレンジや、インフルエンサーによる動画などが展開されるため、詳しくは大使館SNSを確認して欲しい。
●『2gether THE MOVIE』音楽制作者のジャイテープ「今回のラインナップが素晴らしい」●
続いてT-POPの発展と現在の流行について、タイポップス探検家の山麓園太郎と『2gether THE MOVIE』の音楽制作を担当したドラマ、映画音楽制作者のジャイテープ・ラールーンジャイが登壇しトークセッションを行った。
山麓園太郎
まずはT-POPの特徴を山麓は「洋楽やJ-POP、K-POPなど、その時々の流行を取り入れて発展してきている。例えばソウルとエレクトロニックとラップなど、一度に多数の要素を混ぜ合わせても違和感がない。しかもその混ぜ合わせ方に、アーティストそれぞれのセンスが出ているところがユニーク。世界中から人が集まるタイだからこそ生まれた音楽」と主張。さらに発展の途中でJ-POPの影響を受けていることから、どこか懐かしさもあるという。さらにジャイテープは「T-POPは時代を表す音楽」だとし「歌詞がわかりやすく共感しやすい。そしてその当時の社会現象が表れていることが特徴」と語った。
次に日本を含む海外での人気について、お互いにタイドラマブームからT-POPファンも増え始めているとした上で、ジャイテープは「海外で認められてきたアーティストも少なくない。とても素晴らしいこと。これからはドラマとともにタイの音楽も成長していくだろう」と期待をあらわにした。
ジャイテープ・ラールーンジャイ 撮影=川井美波
最後に5月15日(日)の特別ステージ出演者についてジャイテープが「このラインナップは素晴らしい。選出した人と気が合うと思う」と絶賛。「今回の出演者は新しい時代を代表していて、それぞれ個性もある。タイから日本に紹介したいと思っていた」と言わしめたメンツについて山麓が詳しく解説した。
STAMPについては「日本の音楽にも詳しく、音楽プロデューサーとしても一流。テレビCMにも出演し、タレントとしての側面もある。すでにアーティストとして17年のキャリアを持つベテランだが、常にT-POPシーンの最前線にいる印象。2018年に『タイフェスティバル』の名古屋会場に出演した時は、日本在住のタイ人が大阪や東京から彼を見にやって来て、出展ブースの人もブースを離れて観に来るほどの人気を見せた。今回はSKY-HIをフィーチャリングしたステージとなる」とタイのトップスターっぷりを披露し、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
イン・ワラントンは「海外で流行しているシンセポップの代表的なアーティストで女優としても活動。澄んだハイトーンのボーカルが魅力」と紹介。「それ以外にも新しい世代を代表するベル・ワリッサラ、最先端のサウンドとキレキレのダンスで魅了する4MIX、サバイバルオーディション出身の4EVE、昨年同様タイドラマ方面からもブライト、ディウ、ウィン、ナニの4人とアイス・パリス、ドラマに楽曲を提供しているティリー・バーズが出演する」とした。
●STAMP「日本とタイを繋ぐ絆がより深まる」●
STAMP 提供:在東京タイ王国大使館
最後に山麓からタイのトップスターと紹介されていたSTAMPが、オンラインにて参加した。最近は日本の小説にハマっているというSTAMPは日本語で「こんにちは! STAMPです。(今は)家にいます。バンコクはとても暑いです」と挨拶し、大使館をまるでライブ会場のような空気に一転させた。そして「聴いてください」と始まったのはドラマ『Love By Chance』の主題歌「It Could Be Love」。アコースティックでの弾き語りでしっとりと歌い上げ、最後のワンフレーズを日本語で「愛してる」と歌詞を変える特別仕様で生演奏した。
STAMP
演奏後には5月15日(日)のステージについて「今チーム一丸となって、準備をしているところ。今回SKY-HIとコラボレーションするので、タイ人と日本人が一緒に新しいものを作り上げる様子をぜひみなさんに見てもらいたい」と意気込みを語る。さらに「当日はみなさんに楽しんでもらえると信じています。自分だけでなく他のアーティストも一生懸命準備しているところで、これを機に日本とタイを繋ぐ絆がより深まると思っています」とコメントし、日本語で「よろしくお願いします、クラッポン(とても丁寧な言い回し)。ありがとうございます!」とメッセージを残した。
「ご近所タイフード」「ご近所タイマーケット」
今回の『タイフェスティバル2022』メインイベントのコンサートのほか、これまでのように食料や物産品を割引や特典付きで購入できる「ご近所タイフード」と「ご近所タイマーケット」キャンペーンも実施する。「ご近所タイフード」キャンペーンでは、7都府県60店舗以上のタイ政府認定タイセレクトのタイ料理レストランと協力して、期間中に特別メニューを展開する。2,000円ごとに、タイ・エアアジアXの東京ーバンコク便ペアチケットをはじめとした、抽選に参加できるクーポンも用意される。
そして「ご近所タイマーケット」では日本国内でタイ商品を輸入販売している30企業以上と協力し、期間限定のセットや割引、プレゼントなどを楽しめる企画キャンペーンも行う。自宅にいながら、タイの調味料や果物、雑貨や日用品、タイアーティストのグッズ等を購入できる。タイのエンタメファンだけでなく、これまで代々木公園まで足を運んでいたタイ好きも要チェックの内容となっている。『タイフェスティバル2022』は5月1日(日)から31日(火)まで、1ヶ月間にわたりオンラインで開催。
取材・文=川井美波

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