すとぷり「僕たちはここで止まりませ
ん」 走り続け、挑戦し続けることを
約束した、東京ドーム公演・2日目を
レポート

すとろべりーめもりー Vol.Next!!!!

2022.5.5 東京ドーム
心の中ではあっても、ようやく言えた「おかえり」。王子様たちが、ようやく目の前のステージに帰ってきた。
『すとろべりーめもりー Vol.Next!!!!』と題し、グループ史上最大規模&久々の有観客ライブツアーを開催したエンターテインメントユニット・すとぷり。ここでは、2022年5月4日と5日の2日間に渡って行われた東京ドーム公演2日目の模様をお伝えする。
巨大モニターにカウントダウンの数字が映し出されたのち、ステージ上段に姿を現したジェル、るぅと、さとみ、ころん、莉犬。この日の1曲目は、甘い甘い「青春チョコレート」だ。活動休止中のななもり。の分も、<君>=すとぷりすなー(すとぷりファンの呼称)への<大好き>が届くように、ありったけの想いを込めて歌って、笑顔で手を振るその姿に胸がいっぱいになる。
満員の客席でメンバーカラーを灯したペンライトがカラフルに瞬くさまは壮観で、「2日目もすごい!」と口々に感嘆の声を上げる5人。後ろ向きからくるりと前を向いて、キュートな振り付けもよく似合う「スキスキ星人」では、個別トロッコに乗り込んでアリーナ通路へ。「ギンギラ銀河」「アモーレ・ミオ」までたっぷりと時間をかけてアリーナ通路をトロッコで移動しながら歌うという“ファンサ”に、メンバーのすとぷりすなー愛がにじむ。
「めちゃめちゃみんなの顔が見えたね!」「トロッコ最高だった」「みんなの近くに行けて熱量感じた!」と興奮を隠せない5人。楽屋裏でのエピソードなど、楽しいかけ合いトークが止まらない。大舞台でも相変わらずだ、ということも嬉しいではないか。
すとぷり
アカペラに始まり、メインステージから伸びる花道を通って回転するセンターステージで歌った「マブシガリヤ」。上昇するセンターステージで、ていねいに歌をつなぎ、5人でぎゅっと肩を組んだりもした「ナミダメ」。彩りの異なる歌声とそのハーモニーが、ただただ美しい。
オムレツ作りの腕を競い合った『料理対決』動画上映をはさみ、ソロコーナーでは個々の色が浮き彫りに。「シャッターチャンス」「ルマ」と、かわいいもかっこいいも見せつけた莉犬。「恋をはじめよう」「君しか愛せない」と、歌にもダンスにもマイクスタンドさばきにも色気がダダ漏れだったさとみ。「ポーカーダンス」「JUMP AND FLY」と、大人っぽさも爽やかさも自在なジェル。「君と僕のストーリー」「ありふれた日々と、ありふれない君と。」で、透明感や儚さや温もりをたたえた歌声を響かせたるぅと。「敗北ヒーロー」「404」と、不屈の精神を貫いたかと思えば炎の演出&キレッキレダンスでも魅せたころん。そうした個の色が絶妙に混ざり合って、面白いグループになるわけだ。
『料理対決』動画に続いて『フリースロー対決』動画でも罰ゲームを課されてしまったジェルは“持っているな”と痛感したところで、黒い衣装に着替えた5人が登場。「GO GO CRAZY」で今度は2組に分かれてフロートに乗り込み、アリーナ通路へ。アリーナ後方のサブステージに5人がそろった「僕らだけのシャングリラ」のラインダンスも息ぴったりで、「Party Light」「Very」「シンドロームラブ」をつなげたスペシャルメドレーでは、再び2組に分かれてフロートでアリーナを移動。ますます高まってしまう。
バンドメンバー&ダンサー紹介に続いて、グランドピアノの奏でが導いたのは、5人が純白の衣装で現れた「プロポーズ」。<ずっと一緒だよ>と誓った「Prince」にしても。<愛してる>と真っ直ぐに告白した「大好きになればいいんじゃない?」にしても。声は出せなくともペンライトを振り続けるすとぷりすなーを、あらためて<おかえり>と受け止めた「おかえりらぶっ!」にしても。5人はやっぱり理想の王子様だ。
アンコールでは、ジャレ合いながら賑やかにTikTokの動画撮影をする場面も。まるで修学旅行生のような5人、なんて微笑ましいんだ。
すとぷり
思い返せば、3年前。初めてドーム公演に挑戦したツアー『すとろべりーめもりーvol.10』で埼玉・西武ドーム(現ベルーナドーム)を満員にできず、悔しさを味わったすとぷり。東京ドームを2日間満員できるようになった今、それぞれの胸に去来する想いを言葉にしていった。
るぅと「この景色、死ぬまで忘れないんじゃないかな。ここまでのツアー全公演、みんなと一緒に最高の景色を作ることができて、本当に嬉しいです。3年前の夏は西武ドームを埋めることができなかったけど、そのときの悔しい想いをバネに、みんなの応援に支えられながらここまで進んできました。今、最高の気持ちで笑うことができます。みんなのことが大好きです」
ころん「すとぷりはみんなに笑顔や楽しさを届けられている、みんなの力になれている素敵なグループだって胸を張って言えるし、誇りを持って活動しています。悔しかった西武ドームから3年、頑張ってきてよかった。配信も大好きだけど、みんなの笑顔や全力で手を振ってくれる姿が見られるライブは、本当に楽しいです。君たちの気持ちがあれば、僕たちはどこへだって行けます」
さとみ「本当に、いつもありがとう。ずっと追いかけていた夢を諦めて、まったく知らなかったインターネットの世界に飛び込んでからこれまで、いろんな世界をみんなに教えてもらいました。みんなに会えていなかったら、人前でこんなに笑えていなかったかもしれない。俺を、俺たちを見つけてくれたみんなには、感謝の気持ちしかないです。みんなは僕の宝物です」
ジェル「すとぷりのリスナーさん、本当に最高だなって。正直言って足が疲れてるけど(笑)、いざステージに立つと、いざみんなの笑顔や振ってくれるペンライトの光を見ると、楽しくて仕方なかったです。僕たちはここで止まりません。すとぷりは、まだまだ成長して走り続けるし、挑戦し続けます。これからも、そばにいてください。そして約束します。僕たちは、ずっと君のそばにいます」
莉犬「活動を始めたときずっと話していることなんだけど、あらためて、どうしてもみんなに伝えたいことがあって。ひとりひとりの想いが、俺と君の1対1の人生が積み重なって、今こうして東京ドームにとっても素敵な景色が広がっています。応援してくれて、こうしてライブ会場に足を運んでくれて、本当にありがとう。俺は、君が俺たちに出会ってくれたどの瞬間も大事に思ってるから」
すとぷり
そして。『すとろべりーめもりー Vol.Next!!!!』の最終公演として、2022年8月下旬にベルーナドームにて2デイズ公演を行うという嬉しい知らせが。「3年前は悔しくて泣いたけど、今度は嬉し涙にしましょう!」という決意の言葉に、すとぷりすなーが大きな拍手で応えた。
「パレードへおかえり」「Strawberry Prince Forever」で、フロート2台に分かれ、会場の隅々まで愛と感謝を届けた5人。すとぷりすなーと共にどんな困難も乗り越えて突き進むすとぷりは、まだまだ進化し続けていく。まずはこの夏、至福のエンターテインメントショーととびきりの笑顔に再び出会いたいと思う。

文=杉江優花 撮影=林晋介、東美樹

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