ChouCho 10周年イヤーの締めくくり
へ 「reincarnation」「灯火セレナ
ード」収録の両A面シングル発売 「
作家として扉を開けられた」

2021年にデビュー10周年を迎えたChouCho。昨年12月に発売された10周年ベストアルバム『ChouCho the BEST』から約半年、TVアニメ『史上最強の大魔王、村人A に転生する(以下、『村人A』)』『処刑少女の生きる道(以下、『処刑少女』)』2作のEDテーマ「reincarnation」と「灯火セレナード」を収録した両A面シングルを発売することとなった。本作に込めた想いをうかがうと同時に、アニバーサリーイヤーの終盤になって感じた手応えや、次の節目にかける思いまでじっくり語ってもらった。

●「reincarnation」はオープニングテーマくらいの勢いがある楽曲
−−前回、ベストアルバムについてインタビューさせていただいたときの帰り際に、実は次のタイアップが決まっていると伺っていたのですが、まさかそれが両A面シングルでのリリースになるとは思っていませんでした。
ChouCho そうですよね。もともと両A面シングルになると決まっていたわけではなくて、先に「reincarnation」(TVアニメ『史上最強の大魔王、村人A に転生する』ED主題歌)のお話が進行していて、その直後に「灯火セレナード」(TVアニメ『処刑少女の生きる道(バージンロード)』ED 主題歌)のお話をいただいたんです。それが今回、偶然放映時期が重なって両A面シングルという形になったんですよ。
−−作品の放送時期が決まっていない段階で曲を依頼がくることも多いんですね。
ChouCho ザックリとは決まっている、ということはよくありますね。今回は結果的に両方とも4月になった感じでした。
−−放送予定が途中で変わったからスケジュールが大変になった、ということはなく。
ChouCho はい。でも、この2曲のお話をいただいた時期が近かったので、スケジュール的にはタイトではありましたね。
−−では、まずは「reincarnation」のお話から。タイトルを和訳すると「輪廻転生」を意味する言葉ですが、アニメのタイトルにある「転生する」という言葉をそのままタイトルに。
ChouCho そうですね、はい(笑)。歌詞にも入っているんですけど、作品サイドから、“Starting over”(やり直し)というテーマをひとついただいていたんですよ。やっぱり「転生」はこの作品のキーワードだと思うので、作品を読んで主人公に寄り添って歌詞もストレートに書きました。
−−いわゆるエンディングをしっとり締めくくるという感じではなく、ものすごくパワフルな曲ですよね。
ChouCho そうなんですよ。サウンドに関しては「バラード要素が強すぎなければ大丈夫です」と言われていて、けっこう自由に作れそうだった。なので攻めた楽曲にしようと思って。エンディングテーマなんですけど、オープニングテーマくらいの勢いがある楽曲にしたいという想いで作りました。
−−なるほど。作品にも寄り添いつつ普遍的にいろいろな人に当てはまるような歌詞で、曲も広がりのあるものになっていますよね。その組み合わせがすごく真っ直ぐ届くというか。
ChouCho はい、ストレートな歌詞だと思います。
−−アニメの本編も観ていて面白いですよね。
ChouCho ですよね、テンポが良くて。主人公がとにかく面白いですよね、不器用で。人との距離感も独特だったり(笑)。
−−歌詞を読んでみると、第三者視点のようにも思えるんですけど、大魔王というすごい存在の視点だからこうなるんだというのがわかると面白くて。
ChouCho やっぱりこの作品って主人公の魅力が第一だと思うんです。大魔王なんですけど、その願いは友達をつくることという素朴なもの。その面白さをそのまま歌詞に落とし込もうと思って書きました。曲調は次々に変わっていく感じの曲なんですけど、三拍子のところは、大魔王の中にある人間味を描いていたりとか、サビの頭は強い言葉で作品自体のテーマを入れていたりとか。そのメロディに合わせて主人公のどこを切り取るかを変えて書きました。
−−作品のとおり、歌詞でも主人公の無双している感じがわかりますよね(笑)。だけど、友だちを作るということに関しては人間らしさが見えて。
ChouCho そうなんですよね。そのギャップがすご魅力で、それを曲でも出せたらと。
−−ただ問題を解決するだけではなくて、誰かを救うことで自分も救われていく感じが曲の後半に現れていて、そこがいいなと。
ChouCho ありがとうございます!
ChouCho - reincarnation(TVアニメ『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』ED主題歌)
●「灯火セレナード」は「もう全部出し切ろう」という感じで歌っています
−−続いて「灯火セレナード」について。こちら『処刑少女』もジャンル分けすると『村人A』と同じ“転生もの”になりますが、雰囲気がガラッと違いますね。
ChouCho そうですね。ほかにはない感じの転生異世界ものですよね。
−−主人公は異世界の住人で、そこに転生してくる人を殺さなければいけないというシリアスな設定。公式サイトのほうに「作品の持つ独特の仄暗さと、スケールの大きさを楽曲でも表現したくて、繊細かつ重厚感のあるサウンドを目指しました」とコメントを出されていたように、すごくドラマチックで。作品のテーマや見どころも全部詰め込まれていて、こちらもオープニングテーマでもおかしくない楽曲だと思いました。
ChouCho 本当ですか? 嬉しいです。『処刑少女』の雰囲気を壊さないようにしつつ、なおかつ広がりが見られるような楽曲にしたくて作りました。
−−セレナード=小夜曲は「夕べに、恋人の窓下で歌い奏でられる音楽」という意味の言葉です。そのとおり、相手に語りかけるような歌になっています。
ChouCho メノウとアカリが出会うシーンが印象に残っていて、窓辺で、夜で……というところからインスピレーションを受けてこのワードを選びました。歌詞については「どちらの視点なのかわからないような歌詞にしてください」というオーダーがあったので、そこを意識しました。どちらともとれるような歌詞を書いていて、ストーリーが進んでいくにつれて「こっちなのかな?」とイメージできるようになっています。
−−なるほど。インタビューでそれを確認しようと思っていたんですよ、1番がこうで2番はこうですよねって(笑)。
ChouCho まだわからないですよね、アニメを観ていくとわかるようになっているはずですのでそこはお楽しみに、ということで。
−−あとは、1番では「何かが弾けた 何かが動き出す」と漠然とした言葉だったのが、だんだん具体的になっていくところにも意味があるんだろうと感じました。そういう聴かせ方は、曲作りのテクニックとしてあったりするんですか?
ChouCho そんな大それたものではないんですけど(笑)、オーダーがあった部分をどう表現したらいいのかはかなり考えて作っていますね。曲を作るよりも作詞のほうが時間がかかった記憶があります、時間をかけて丁寧に書きました。
−−そうすると、曲がかなり早いうちから固まっていたんですね。
ChouCho そこまで悩まずにできた気がします。作品自体の雰囲気がしっかりあったので、それに沿って良いメロディを書きたい、ドラマチックな展開の曲にしたいというのがあって。あとは、サビ頭の決めは最初から音が浮かんでいていましたから。
−−歌声が重なっているのがはっきりわかるような曲だと感じたのですが、メノウとアカリ二人の歌という意識だったんですか?
ChouCho そこは私の采配ではないので、編曲の村山☆潤さんの意図かもしれないです(笑)。「灯火セレナード」はわりとシンプルでストリングスがメインという感じなので、そこに重厚感を出すためにコーラスをいっぱい重ねて広がりを出してるという印象はありますね。
−−「reincarnation」と「灯火セレナード」、どちらも力強い歌い方をされているんですけど、聴こえ方がぜんぜん違いますよね。
ChouCho そうですね、どっちも歌うときにすごくパワーが要る曲なんですけど、歌い方のアプローチは結構違います。どちらかというと、「灯火セレナード」のほうがレコーディングは大変でした。ロングトーンも多いので、息切れしながら(笑)。サビとかは「もう全部出し切ろう」という感じで歌っています。
−−起伏が激しいというか、沈むところがあるぶん余計に体力を使うのかなと。
ChouCho たしかにそうですね。差がすごく明確な曲なので、表現したいなと思ってがんばりました。
−−曲について何かオーダーはありましたか?
ChouCho こっちは「バラード」って書いてあった気がします。
−−それは意外です(笑)。
ChouCho 私が作品から受け取った世界観は、しっとりしすぎないほうがいいのかなと。やっぱり重厚感とかを表現したいなと思ってこうなりました。
−−ただゆっくり思いを伝えるというイメージではなかった。
ChouCho そうですね。やっぱりカッコよさをこの作品から感じたので、その要素は取り入れたいなと思いました。
−−ちなみに、この曲は人形を使ったストップモーションアニメのMVも作られていますよね。今回のMVについてアイデアを出したりはされたんですか?
ChouCho もう完全にお任せです。楽曲から村松怜那監督が全部作ってくださった感じですね。「灰色のサーガ」のときにもう信頼関係ができていたというか。絶対に素晴らしいものを作っていただけるということがわかっていたので「おまかせします!」という形で作っていただきました。すごいMVが出来上がってきたので、見てビックリしたという感じです。
−−ChouChoさんが曲に詰め込んだものとは違うストーリーの映像になっていますが、そういう想定外の捉え方をされることで刺激されることがあったりはしますか?
ChouCho そうですね、私は『処刑少女』という作品がありきでこの歌詞を書いたんですけど、この歌詞からまたぜんぜん違う世界が広がって。でも、このMVに合わせて曲を作ったかのように一つの物語が出来上がっていることは本当にビックリですし、村松監督すごすぎるなと思いました。

ChouCho - 灯火セレナード(TVアニメ『処刑少女の生きる道(バージンロード)』ED主題歌)

●「いま私の心のなかにあるメッセージを歌詞に」した 村人A盤のC/W曲「カタルシス」
−−先程、村山☆潤さんの名前がでました。昨年の「なないろのたね」(特撮ドラマ『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第1クールEDテーマ)、ベストアルバムに収録された書き下ろしの新曲「Aurorise」に引き続きのタッグですが、今回の両A面にC/Wをあわせた計4曲、どれも色がぜんぜん違っていて聴き応えがあります。
ChouCho すごいですよね、アレンジの切れ味が(笑)。ビックリしました。まだこんな引き出しがあるんだって。
−−ChouChoさんも驚くくらい。
ChouCho そうですね。曲を作っている段階で、こういう雰囲気の曲にしたいということはもちろん伝えるんですけど、毎回その想像を超えたものを出してきてくれるのでビックリしますね。引き出しがすごく多いので、まだまだいろんな表現ができそうだなと思います。
−−そのカップリング曲についてもお聞きします。まず「村人A盤」に収録されている「カタルシス」について。「reincarnation」が強くあれ! とエールを送るような歌詞ですが、こちらは弱さを認めたり傷を見つめ直したりするところから始めようという、対称的なアプローチになっていますよね。
ChouCho そうですね。「reincarnation」は作品に寄り添った曲で、こっちは完全に新規で。タイアップとかもないので、何を作ろうかということは毎回悩むんですけど、先に曲調を決めて制作をしています。
−−以前のインタビューでもお聞きしましたが、表題曲と対になるようなものを作るという意識は今回もあったんですか?
ChouCho 「reincarnation」がバンドサウンドだからこっちはデジタルで、というようなことも含めて少なからず意識はありますね。打ち込みっぽいサウンドで変拍子の曲を作りたいなと思ったところから始めたんですけど。曲ができあがってから歌詞は何を書こうかなと悩んで、いま私の心のなかにあるメッセージを歌詞にしようかなと思ったんです。完全に曲先で歌詞を乗せていますね。
−−曲調によって歌詞の方向性に影響もでてきますよね。
ChouCho そうですね。デジタルサウンドっていうところから、ネット社会への憤りというか、そういうものにつながっていきました。
−−「村人A盤」というイメージがあって聴くと「reincarnation」のカップリングとしてすごくハマるように感じたんですよね。ヒロインたちが「自分なんて」と閉じこもっているところに寄り添うというか。アニメのほうでは力で圧倒して問題を解決していますけど、実際はこういうアプローチも必要だろうなと。同じような悩みに対して、両方とも響くんじゃないかなと思いました。
ChouCho それは嬉しいですね。
−−「カタルシス」っていうタイトルもすごいですよね(笑)。
ChouCho そうですね、強い言葉ですよね。心の浄化というか、心の内側を吐き出して守るという感じ。やはり、この曲のタイトルにはこれがいいかな、と思いました。
【村人A盤】ジャケット (c)下等妙人・水野早桜/KADOKAWA/村人A製作委員会
●『ウェスト・サイド・ストーリー』からインスピレーションを受けて作った「spilled milk」
−−「処刑少女盤」に収録されている「spilled milk」。英語の「こぼれたミルクを嘆いても仕方ない」という慣用句から取られたタイトルですかね?
ChouCho はい。そこからつけています。
−−すごくバッドエンドな印象を受ける楽曲ですが……。
ChouCho 映画の『ウェスト・サイド・ストーリー』を観て、そこからインスピレーションを受けて作ったんです。出会いのシーンとかもすごく印象に残っていたので、そこを楽曲に落とし込めないかなと思って。
−−『処刑少女』からインスピレーションを受けた曲なのかなと思ったんですけど、そうじゃなかったんですね(笑)。前に取材させていただいとき、「暗さしかない曲」を作りたい気持ちはあるかをお聞きしましたけど、それが来たのかなと。
ChouCho その話もありましたね(笑)。暗さしかない……そうですね、暗いですね(笑)。
−−もっと暗くできるという感じでしょうか?
ChouCho まだもうちょっと行けそうな気もします。でも、バッドエンドですよね、歌詞は。これはバラードを作りたいなと思って作ったんですよ。最近はバラードを作っていなかったということもあって。ほかの3曲ができていて、あと1曲どういう曲にしようかと思ったときに、ゆっくりな曲を作りたいな、と。なので、もともと暗い曲を狙って作ったわけじゃないんですよ。
−−なるほど、Twitterに『ウェスト・サイド・ストーリー』を何度か観に行かれたと書かれていたので、そのからのインスピレーションで作られたのかとも思っていました。
ChouCho 確かに、あれもバッドエンドですね。何度も劇場に足を運ばせてもらいました。ただ、あれはミュージカルが好きなので見ていた感じでした。映画館で大きな音でミュージカルの音楽を聴くのがすごく心地よくて。でも、映画館はもともと苦手だったんです。
−−映画館が苦手、ですか?
ChouCho なんだか閉塞的じゃないですか。閉じ込められているようなところに苦手意識があって。今からここに2時間拘束されるのか……と。自分のタイミングで出たりできないところが嫌だなと思ったんです。でも、『ウェスト・サイド・ストーリー』は2時間半以上あったんですけど、ぜんぜん面白くてあっという間に感じましたね。
−−映画以外に、ライブや演劇みたいなものは観に行かれましたか?
ChouCho 最近は殆どないですね、残念ながら。ライブにもコロナ禍になってからは出演以外ではそういったところに行けていなくて……。そろそろ行きたいですね。
−−そういう状況もあって、久々の映画館がより楽しかったという部分もあったり。
ChouCho そうですね。アウトプットが多かった時期なので、何か刺激を受けたいなという考えもあって。もともと大好きな作品でもあったので、リメイクされたものを観たくて。実際に観たらすごく良くて、その感動を曲にと思って作りました。
−−映画の公開タイミングと、この収録されたCDが発売されるタイミングがバッチリとハマっているなと。
ChouCho そうですね。きっとあとから「このときは『ウェスト・サイド・ストーリー』を観て作ったな」と思い出しますよね、絶対(笑)。
−−そう思えるのは作ったChouChoさんだけだと思いますけど(笑)、『処刑少女』の作品も思い出しつつ悲劇的な二人の話という聴き方ができるのかなと。
ChouCho 今『処刑少女』を観ている方がこれをすごく深読みして聴いたら、「どっちか死ぬのかな?」みたいに思っちゃいそうですよね。映像も意味深ですから。
【処刑少女盤】ジャケット (c)佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
●15周年のときには自信を持って「シンガーソングライターです」と言えるようになりたい
−−「10th Anniversary」という言葉とともに進んできた1年間だったと思いますが、その1締めくくり、東京・大阪でのライブについてお聞きしたいなと。6月19 日が大阪のMusic Club JANUSでライブ開催ですね。
ChouCho けっこう近づいてきたなって思いますね。
−−アニメの主題歌がたくさん聴けるものになるということはもう明かされていますよね。
ChouCho ベストアルバムのツアーになるので、これまでの10年間で歌ってきたアニメ主題歌を詰め込んだようなライブになります。セットリストは今考え中という感じですね。
−−大阪と東京でセットリストを変えたりは?
ChouCho それぞれ変えるのも良いですし、同じセットリストを公演を重ねて深めるのも良いですよね。どちらにしても、両公演楽しんでいただけるようなライブにしたいと思っているのでお楽しみに。
−−セットリスト以外の見どころや、今決まっていることでお話できることがあれば。
ChouCho なんでしょうね……バンドメンバーはこれまでもツアーで一緒に回ってきてくれた、めちゃくちゃ売れっ子な方たちなので演奏は間違いないと思っていただいて大丈夫かと思っています。あとはみんなと私の体力がもつか、という感じですね(笑)。
−−アニメの主題歌を詰め込むということは、全部本気のストレートを投げ続けるようなことですよね。
ChouCho そうなんですよ。ずっとクライマックスみたいな感じになると思います。どんなライブになるんでしょうね。
−−そこはご自身でも未知数なところがある。
ChouCho 5周年のときもベストのツアーをやっているんですけど、さらに曲が増えているので。そのときよりもっとすごいライブになるんじゃないかと思います。
−−10th Anniversaryという節目のさらに次の15年20年に向かっての意欲だったり、イメージしていることはあったりしますか?
ChouCho いや、まだ10th Anniversaryが締めくくれてないなって(笑)。でも、15周年……10周年があっという間だったので、また5年ってもしかしたらすぐ来るのかもしれないので、そうですね……。
−−言ってしまえばもう11年目。
ChouCho そうなんですよ。もう11年目が始まっちゃってるんですよ。なんですけど、今回両A面シングルが出せたりとか、作家、シンガーソングライターとしてちょっとずつ積み重ねていったものがあるので。15周年のときには、自信を持って「シンガーソングライターです」と言えるようになりたいです。今も言っていいのかな、わからないですけど……。
−−むしろ、なんで今言いきれないのか不思議なくらいですよ。
ChouCho 歌手という形でデビューしているので、なんか、言って良いのかわからなくて。それでも、今回のシングルでけっこう自信がついたかなという気はしています。4曲まったく違う方向性のいい曲が作れたので、さらに作家として扉を開けられたようなシングルになりました。
−−手応えのあるシングルになったんですね。
ChouCho マスタリングが終わって完成音源を聴いたときに、素直にいい曲だなと思えて。自分の曲なんですけど。
−−「いい曲作るじゃん私」みたいな。
ChouCho そうですそうです。我ながら「ChouCho、多彩じゃん?」って思えて(笑)。
−−多彩なことは昨年末発売のベストアルバムを聴いて、ファンの方はじゅうぶん知っていると思いますよ。
ChouCho そうですね、ずっと聴いてくれている人はわかっているかもしれないですけど、なにかの作品の主題歌1曲しか知らない人も絶対にいっぱいいると思うんです。そういう人に、ChouChoはこれだけいろいろな曲を作って歌っているんだよということが届けられる一枚になったかな、と思っているんですよ。
−−なるほど。更に言うと、シングルの4曲の制作に加えて、同時進行でVTuverの桜樹みりあさんの「非現実インスパイア」もプロデュースと作曲を担当されていますよね。
ChouCho 「Aurorise」も作っていた時期で、あの時期はずっと曲を作っていましたね。
−−そこを考えると、昨年の秋はすごく忙しいなかに取材の時間をいただいていたんですね。
ChouCho いやいやいや(笑)。でも、この先もまだリリースが決まっているので、これからの活動も引き続き楽しみにしていてほしいですね。15周年に向けて、さらにいい曲がどんどん書いて、常に成長し続けられるアーティストでありたいと思っていますので。
取材・文:藤村秀二

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