『1st ONEMAN LIVE ”解錠”』2022年7月3日 at SHIBUYA CLUB QUATTRO

『1st ONEMAN LIVE ”解錠”』2022年7月3日 at SHIBUYA CLUB QUATTRO

703号室、
ソールドアウトした
1stワンマンライブのレポートが到着

 SNSを中心にジワジワと注目を集めている気鋭のアーティスト、703号室。703号室とは女性シンガー・ソングライターの岡谷柚奈のソロ・プロジェクトだ。メロディメーカーとしての才能はもちろん、文学要素の高い歌詞を情感たっぷりに歌いあげるボーカルでZ世代を中心に人気が広がっている。

 そんな703号室が、まさに“703”の日である7月3日に初のワンマンライブ『1st ONEMAN LIVE ”解錠”』を東京・SHIBUYA CLUB QUATTROで行った。しかも堂々のソールドアウト! コロナ対策に準じた入場者制限はあったものの、多くの住民(703号室のファンの総称)が会場を埋め尽くした。興味深かったのは、年齢、性別問わず、幅広い層の住民 達が集まっていたこと。期待値の高さが伺えた。

 ライブはSEから鍵が開く音でスタート。1曲目の「アオアザ」から場内には星形のペンライトが揺れ、手拍子が響いて、一体感が広がっていく。この日のセットリストは、ある意味、活動をスタートさせてからの集大成とも言える内容だ。これまでにリリースした配信シングルが惜しみなく披露されていく。歌詞の鋭さも含め、703号室を世に知らしめるキッカケとなった「偽物勇者」やシティポップなテイストを盛り込んだ「citrus」、アンニュイな歌声で聴かせる「EGOIST」など、表情豊かな歌でどんどん引き込んでいく。中盤では住民から“神曲”との誉れ高い「人間」を熱唱。エグい描写と真理をついた歌詞がテンポよく響くダークポップの代表曲だ。かと思えば、6月20日に配信リリースした新曲「トワイライト」では、包み込むような歌声を聴かせる。実はこの曲を歌う前に岡谷はMCで「前に踏み出す前に諦めてしまうクセがついていて。生きるのがイヤになって、誰の言葉も届かなかった時、自分の心臓に刺さったのが音楽。音楽で命を救われてから、本気で誰かを助けたいと思うようになりました」と、告白。楽曲に対する思いを赤裸々に語った。このまっすぐな感情がこもっているからこそ、703号室の楽曲が多くの人に刺さるのかもしれない。後半には「裸足のシンデレラ」や「片想いうぉーかー」などの初々しいラブソングも披露。そして、本編最後にはグサリと真理を突き付ける「朽世主」で、703号室の持ち味を存分に出し切った。改めて、歌詞や曲調の引き出しの多さには圧倒される。だが、彼女のボーカルと突出したメロディーセンスのおかげで、最終的には整うライブになってしまうのだ。

 アンコールでは「僕らの未来計画」と「拝啓、明日の僕へ」というポジティブなメッセージが込められた曲で、住民の心を癒してくれた。MCでは次なるライブの発表も!上昇気流に乗りつつある703号室だけに、爆発直前のライブを体験するのは貴重な機会になるはずだ。10月10日、Spotify O-WESTでの2ndワンマン「2nd ONEMAN LIVE ”ADDICT”」では、是非その熱量を中毒性を生で感じていただきたい。

『2nd ONEMAN LIVE ”ADDICT”』

10月10日(月・祝) 東京・Spotify O-WEST
開場/開演 16:45/17:30

<チケット>
スタンディング ¥4,500(税込・別途ドリンク代)
女性エリアスタンディング ¥4,500(税込・別途ドリンク代)
学生スタンディング ¥3,000(税込・別途ドリンク代)
2F着席指定席 ¥4,500(税込・別途ドリンク代) ※公演中は着席でのご観覧となります。
・チケットオフィシャル先着先行》 発売期間:
7月3日(日)22:00〜7月5日(火)23:59
※チケット発売情報は随時更新中
『1st ONEMAN LIVE ”解錠”』2022年7月3日 at SHIBUYA CLUB QUATTRO
『1st ONEMAN LIVE ”解錠”』2022年7月3日 at SHIBUYA CLUB QUATTRO
『1st ONEMAN LIVE ”解錠”』2022年7月3日 at SHIBUYA CLUB QUATTRO

OKMusic編集部

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