同イベントでは、特別先行版「甲鉄城のカバネリ　序章」の上映に加え、キャストが舞台挨拶に登壇する。各日2回行われ、19日は主人公・生駒役の畠中祐、鰍役の沖佳苗、侑那役の伊瀬茉莉也、20日は畠中、伊瀬、吉備土役の佐藤健輔、21日は佐藤のほか、ヒロイン・無名役の千本木彩花、来栖役の増田俊樹が登壇予定。チケットは1月9日から28日まで、チケットぴあで先行抽選販売・プレリザーブを受け付ける。全席指定で価格は1650円（税抜き）。 　「甲鉄城のカバネリ」は、蒸気機関が発達した島国「日ノ本」を舞台に描くスチームパンク・サバイブ・アクション。少年少女が装甲蒸気機関車「甲鉄城」に乗り込み、鋼鉄の心臓を持つ生ける屍「カバネ」と生き残りをかけた戦いを繰り広げる。 　「甲鉄城のカバネリ　序章」の上映は3月18日から24日まで、新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスシネマほか全国10館で行われる。

　同作は、テレビシリーズ第2作「デジモンアドベンチャー02」で描かれたベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年後を舞台に、高校生になった八神太一ら「選ばれし子どもたち」の新たな活躍を描く。11月21日に封切られた「第1章『再開』」は、当初3週間限定の上映予定だったが、好評のため上映を延長。1月4日までの観客動員数は14万6671人、興行収入は2.29億円を記録している。 　「第2章『決意』」では、「選ばれし子どもたち」の太刀川ミミと城戸丈を軸に物語が展開する。「第1章『再会』」で、お台場にアルファモンが出現してからしばらくのち、街の復興が進むなか、丈は大学受験と「選ばれし子どもたち」としての責任のあいだで思い悩む。そんな折、お台場をオークモンが襲撃。ミミとパートナーのパルモンはいいデジモンがいることを周囲に理解してもらうために戦うが、その行動は予想外の結果を招いてしまう。そして、丈とミミの前に「ある男」が現れる。 　また「第2章『決意』」の上映を記念して、1月15日午後9時からニコニコ生放送で特別番組「『トクバンアドベンチャー！』新春 SP」が配信される。ミミ役の吉田仁美、高石タケル役の榎木淳弥、望月芽心役の荒川美穂が出演し、「第2章『決意』」のプロモーションビデオをはじめ、最新情報を公開する。 　「デジモンアドベンチャー tri. 第2章『決意』」は3月12日上映開始。

　展示や体験コーナー、ステージイベントのほか限定グッズの販売などを予定しており、入場は無料。開場前に入場できる「ステージ観覧応募権付き優先入場券」の発売も予定されている。 　さらに、「スクフェス」のスコアを競う「スクフェス全国大会2016」の開催も決定した。1次予選はゲームアプリ上で1月31日から2月15日までオンライン開催され、参加特典としてゲーム内で使用できる称号が付与される。 　オンライン予選の通過者は、全国6都市で開催される2次予選大会に進出。2次予選大会は、3月26日に札幌・ホテルさっぽろ芸文館、4月3日に博多・博多スターレーン、4月10日に仙台・サンフェスタ、4月24日に名古屋・吹上ホール、5月8日に大阪・梅田スカイビル、5月21日に東京・池袋サンシャインシティ（スクフェス感謝祭2016内）で行われる。大阪会場の模様は、ニコニコ生放送でも中継予定。各2次予選大会参加者にはシリコン製ラバーバングルと特製スクフェスシールがプレゼントされ、優勝者には特製ファイナリストTシャツと、決勝大会への出場権が与えられる。決勝大会は5月22日に「スクフェス感謝祭2016」内で行われる。 　なお、東京を除く5都市の2次予選会場では、展示や体験コーナーに加え、限定グッズも販売される「ミニ感謝祭」が併催予定。

　昨年12月19日に公開された本作は、18日に公開された「スター・ウォーズ　フォースの覚醒」を抑え観客動員数ランキングで2週連続1位を獲得。これに対し、記者から「これを機にハリウッドに進出ですか？」と問われた日野は、「海外でも大ヒットさせたい。ハリウッドはひとつの目標だと思っています」と意欲を述べた。これにはジバニャンも思わず飛び上がり、喜びのあまり日野に抱きついていた。 　さらに「スター・ウォーズ」シリーズのファンだという日野は、「『スター・ウォーズ』は怪物のような作品なので、興行成績を比較されるだけでも光栄。競い合えて嬉しい。スタッフも祭りのように盛り上がり、世界的な作品と戦えたという喜びに沸き立った」と明かす。そのうえで、「これからも世界と戦えるコンテンツを育てていきたい」とさらなる飛躍を誓った。 　日野は、本作の初日舞台挨拶で劇場版第3作は実写パートを組み込むことを示唆していたが、この日も「3作目は過去にはなかった仕掛けを考えています」と言及。さらに、「その他のメディアにも新しい『妖怪ウォッチ』を展開するつもり。さらに作品の幅が広がっていくはず」とシリーズの今後の展望を明かした。公開中の「映画　妖怪ウォッチ　エンマ大王と5つの物語だニャン！」は、「妖怪になったケータ」、「ジバニャンの華麗なる作戦」など、人間と妖怪のきずなをテーマにした5つのエピソードで構成されている。

　主人公・キヨシ役の神谷浩史をはじめ、ガクト役の小西克幸、シンゴ役の鈴村健一、ジョー役の浪川大輔、アンドレ役の興津和幸の5人が劇中の囚人服を着用して登壇し、主演者たちが思い出に残る場面を紹介する「思い出のプリズンスクール」を展開。浪川は作品への愛情ゆえに「副会長がホットパンツで説明している時のみんなのハァハァがヌルヌル」と意味不明な珍解答をし、ほかの出演者たちをも戸惑わせていた。 　また、裏生徒会の会長・万里役の大原さやか、副会長・芽衣子役の伊藤静、書記・花役の花澤香菜もビデオメッセージで登場し、神谷たちにエールを送った。ガクトの脱糞やアンドレと芽衣子の腕相撲など、劇中の名場面＆珍場面をキャスト陣が生アフレコするコーナーも、ファンを楽しませた。 　「プリズンバトルスクール」では、「濡れT文字当て対決」「ペットボトル早振り対決」「巨大たのしいプリズンかるた対決」の3つの勝負で得点を競い、下位2名が罰ゲームを実行することに。ペットボトルの早振りではキヨシが股間にペットボトルを装着した姿を真似て、5人が思いのままにペットボトルを股間に当てながら全力で振るという奇妙な光景が繰り広げられ、客席からはこの日一番の爆笑が巻き起こった。勝負の結果は、神谷が優勝、浪川と興津が同点最下位に。罰ゲームには、八光学園御用達のしるくまクリーニングのおじさんが登場し、強烈な握手とハグを受け、浪川と興津は悶絶。勝者となった神谷は、登壇者全員を引き連れてゴンドラに乗り、優勝パレードでファンに優勝の喜びを届けた。

　1月9日からは、同作の上映館が32館拡大される。青森・青森コロナシネマワールや石川・シネマサンシャインかほく、沖縄・サザンプレックスなどでの上映が決定し、全都道府県での公開が達成される。 　そして、1月9日から配布される公開8週目の週替わり来場者特典も発表された。キャラクターデザインを担当した杉本功による描き下ろしイラストの「新春ポストカード」で、着物を着た西住みほ、西住まほのいずれかがプレゼントされる。 　「ガールズ＆パンツァー」は2012年に放送されたテレビアニメ。戦車を操って戦う「戦車道」が、女性の伝統武芸として普及した日本を舞台に、みほたち大洗女子学園の活躍を描く。劇場版は、大洗女子学園が第63回戦車道全国高校生大会を優勝で終えたテレビシリーズの後日談で、みほたちの新たな戦いや、他校との交流が描かれる。

　「勇者特急マイトガイン」は、未来都市ヌーベル・トキオシティを舞台に、旋風寺コンツェルンの若き総帥・旋風寺舞人が、超AIを搭載したロボットによる勇者特急隊を率いてさまざまな悪党たちと戦いを繰り広げる姿を描く。 　プラモデルでは、マイトガインへの合体・変形ギミックを再現。両腕を構成するガインとマイトウイングは、それぞれ新幹線モードに変形可能で、蒸気機関車型メカ・ロコモライザーと合体することでマイトガインが完成する。「D-スタイル」初の引き出し式関節を胸部に採用しており、シリーズ最大級の可動範囲を実現。必殺武器の動輪剣や、表情付き右手パーツも付属し、マイトガインの特徴である名乗りシーンも再現可能となっている。価格は4800円（税抜き）。壽屋の公式ホームページでは、開発者インタビュー動画が公開されている。 　また、最終決戦の姿を再現したスペシャルバージョン「嵐を呼ぶ最終回」も、コトブキヤショップ（秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ）限定で同時発売される。巨悪・ブラックノワールとの戦いで半壊し、舞人が乗るコクピットが露出した頭部パーツや、クリアレッドに変更されたカメラアイ＆頭部センサーパーツ、連結状態の動輪剣などが付属して、価格は5800円（税抜き）。

　劇場用アニメ「傷物語」は、2009年にテレビアニメ化された「化物語」の前日談。高校生・阿良々木暦が、いかにして吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード（忍野忍）と出会い、その眷属（けんぞく）になったかを全3部作で描く。 　店内には同作の壁面装飾を施し、各キャストの直筆コメント＆サインや、〈物語〉シリーズ年表なども展示。また、オリジナルメニューとして、「貧血予防に適したほうれん草と目玉焼きのホットサンド」（800円・税込）、忍の好物であるドーナツをイメージしたミニミニドーナツがセットになった「キスショット・アセロラドリンク」（600円・税込）を提供している。ドリンク1杯の購入につき、セリフ入りコースター全3種類（暦、羽川翼、キスショット）のうち1種がもらえるほか、オリジナルメニュー購入者を対象として、キャストサイン入りスペシャルデザインポスターが1名に、オリジナルメモ帳が10名に当たるキャンペーンも実施される。 　また、ティ・ジョイが運営する全国の劇場では、同コラボカフェでも提供中の「キスショット・アセロラドリンク」（600円・税込）を発売。購入特典として、セリフ入りコースターももらえる。販売劇場は、T・ジョイ大泉、横浜ブルク13、T・ジョイ新潟万代、T・ジョイ京都、広島バルト11、T・ジョイ博多、T・ジョイリバーウォーク北九州、T・ジョイ久留米の各館。 　シネ・リーブル池袋と池袋HUMAXシネマズでは、前掲とは異なるコラボドリンクを発売中で、シネ・リーブル池袋では「“キスショット”アセロラオリオンソーダ」「“ブラッディ”ヴァンパイアソーダ」の2種（各350円・税込み）が、池袋HUMAXシネマズでは、さくらんぼジンジャエールに月をイメージしたレモンスライスを添えた「『傷物語〈I鉄血篇〉』公開記念劇場オリジナルドリンク」（380円・税込み）が提供されている。

　物語の舞台は、地球上のあらゆる時代や場所がバックアップされている無重力の空間「知識の箱」。ウイルスに汚されたデータを消去する役目を担う「アンチウイルスプログラム」のドロシーとデュアルが、記憶の大半を失った少女・リモの正体を解き明かすべく「知識の箱」をめぐる旅に出発する。に隠された“真実”を探る。 　声優陣は、キャラクター同士の関係性と「役者（自分たち）の関係性が似ていた」と告白する。これに対し、本作が映画初出演にして初主演の花守は「私が先輩3人のなかに飛び込んでいった感じ」と説明。ひたむきに話す花守の姿に、佐倉が「可愛い！」と思わず声をあげると、花守は「先輩3人のなかで演技が出来て、すごく幸せでした」とニッコリ。佐倉は「（花守は）本当に可愛い！　すごく楽しそうに笑うんですよ！」と悶絶していた。 　さらに、リモをイメージしたという花守の衣装を「きれい！」（茅野）、「かわいい」（種田）、「妖精さんみたい」（佐倉）と絶賛。声優陣の仲睦まじい様子を見ていた石浜監督は、「本作は、この4人の芝居だけが見どころです」と笑っていた。 　この日は、声優陣が書き初めに挑戦し、本作の魅力を漢字一文字で表現した。先輩声優3人は、それぞれの一文字を「“きれい”がたくさんつまっている作品なので『花』」（茅野）、「各キャラクターはプログラムという存在なので、何が生きていて、何が生きていないのかということが曖昧。それがカギになる作品なので『生』」（佐倉）、「キャラクターの表情から、何を考えてどういう行動をするかが見えてくる作品なので『笑顔』」（種田）と説明する。 　最後に花守が「出てくるキャラクターはみんな優しさで動いているので『優』。」と発表すると、ここでも佐倉が「画数の多い文字なのに……よく書けたね！」と声をあげ、会場を笑わせた。花守は、「優」の文字を指さし「優しいお姉さま方に囲まれて嬉しいです！」と笑顔で語った。

　特典として、9種類のベースボールカード、カードホルダー、ミニポスターとオリジナルグッズが付属する「おそ松さんシート」は、3月5日（ナゴヤドーム）と6日（京セラドーム大阪）に行われるチャイニーズ・タイペイ戦2試合の3塁側S指定席の各300席。販売開始は1月中旬を予定しており、価格は4000円（税込み）。 　「おそ松さん」は、故・赤塚不二夫の代表作「おそ松くん」に登場する6つ子たちが大人になった世界を描くハイテンションコメディ。おそ松たち6つ子たちのほかにも、イヤミ、ちび太、デカパン、トト子、ダヨーンなど、ファンにはおなじみのキャラクターも登場する。 　番組が第2クールに突入した1月4日放送回からは、エンディング主題歌「SIX SHAME FACES～今夜も最高!!!!!!～」の歌い手が、イヤミからトト子（CV：遠藤綾）にバトンタッチされた。イヤミの歌と同じく、各回異なるバージョンがオンエアされる。トト子が歌う「SIX SHAME FACES～今夜も最高!!!!!!～」のCDは、3月16日に1500円（税抜き）で発売予定。 　また、集英社の女性向け漫画雑誌「月刊YOU」2月号（1月15日発売）から、「おそ松さん」の漫画連載がスタートすることも発表された。作画は「ギャルジャポン」「何してんの神様」などのギャグ・コメディ漫画を手がけるシタラマサコが担当する。 　さらに、全国のアニメイトでは「おそ松さん」関連商品を予約・購入すると、就活カードがもらえるフェア「『おそ松さん』フェア ～6つ子だらけの冬松り～」を1月28日から2月29日まで開催予定。書籍とグッズは1000円ごとに1枚、CD、BD、DVDは1本ごとに1枚が、全6種類からランダムでプレゼントされる。

　「まんがタイムきらら」（芳文社刊）で連載中の「三者三葉」は、同誌史上最長の連載13年目を迎える人気作品。主人公は、元気な大食い娘・小田切双葉、腹黒い委員長・葉山照、元お嬢様の西川葉子という名前に「葉」のつく女子高生3人。“三者三様”の個性を持つ3人と、個性豊かなクラスメートが織り成すゆるい日常生活を描く。 　声優キャストは、葉子を「アイカツ！」シリーズの氷上スミレ役で知られる和久井、双葉を「DOGSTAR」の金澤、照を「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」「アブソリュート・デュオ」の今村がそれぞれ務め、フレッシュな顔ぶれがそろった。キャラクター設定などの詳細は公式サイト（http://sansyasanyou.com/）で紹介されている。 　また、3月26、27日に東京ビッグサイトで開催される「Anime Japan 2016」で、同作のイベントが開催されることも決定。キャストによるトークイベントの実施を予定している。 　「三者三葉」は今春放送開始。

　原作は、新海監督が1999年に自主制作し、第12回CGアニメコンテストでグランプリを獲得するなど高く評価された短編作品。短大の卒業式を控え、就職活動に追われる毎日を過ごす女性が悩み成長するさまを、彼女を見守る飼い猫の視点から描く。「ウルトラスーパーアニメタイム」枠内で毎月1作品を提供している「コミックス・ウェーブ・フィルム オムニバス」の3月放送作品として、全4話で放送される。 　スタッフは、「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズやテレビアニメ「氷菓」の演出を務めた坂本監督をはじめ、制作をテレビアニメ「テラフォーマーズ」「アルスラーン戦記」などで知られるライデンフィルムが新たに創設した「ライデンフィルム京都スタジオ」、脚本を小説版「彼女と彼女の猫」を手がけた永川成基、キャラクターデザイン・総作画監督をOVA「彗星のガルガンティア」で総作画を担当した海島千本が担うなど、実力派が結集する。 　声優キャストは、「言の葉の庭」で主演を務めた花澤香菜が主人公である“彼女”に息吹を吹き込む。さらに“彼女”の飼い猫であり、物語の語り手となる黒猫の声を浅沼晋太郎、“彼女”の友人の声を矢作紗友里が務める。「彼女と彼女の猫　Everything Flows」は、TOKYO MXで3月4日から毎週金曜午後11時、BS11で3月6日から毎週日曜深夜1時放送。

　午後2時と4時の2回、野田コトネ役の相坂優歌と南しずく役の五十嵐裕美が、トークショーと、初となるキャラクターソングライブを展開する。ライブでは「おはモニ＊ハロりん♪」「蝶々結びのI Love You」が披露される予定。 　参加には、通販サイト・きゃにめ.jpでの「【きゃにめ限定版】桜Trick コンパクト・コレクション Blu-ray」の予約または購入が必要。応募者の中から、抽選で無料招待される。 　「桜Trick コンパクト・コレクション Blu-ray」は、2014年に放送されたテレビアニメ全12話をブルーレイ2枚に収録。キャラクターデザイン・坂井久太描き下ろしのデジパック仕様で、特製ブックレットが付属する。3月16日発売予定で、価格は1万8000円（税抜き）。 　同作は、タチによる「まんがタイムきららミラク」（芳文社刊）で連載中の漫画が原作。3年後の廃校が決まっている高校に入学した親友同士の高山春香と園田優が、お互いを特別な存在とするため、キスをして関係を深めていく女の子同士の青春物語。

　「傷物語」は、シリーズ主人公・阿良々木暦と、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、怪異の王であるキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード（後の忍野忍）の運命の邂逅（かいこう）を描く、シリーズの原点ともいうべき作品だ。今回は、本作最大のキーマンとなるキスショット役の坂本真綾にインタビューを敢行。12年放送のテレビアニメ「偽物語」から約4年間演じ続けてきたキスショット（忍）への思いや、本作の見どころをたずねた。 ――アフレコの現場はいかがでしたか？ 坂本：「傷物語 〈I 鉄血篇〉」は、私を含めて出演者が4人しかいないという驚愕（きょうがく）の作品なんです（笑）。しかも、前半は別録りで、ひとりぼっちでの収録でした。 　（暦役の）神谷浩史さんが先に収録した声を聞きながらのアフレコだったんですが、その演技がテレビシリーズと違っていたんです。まだ怪異と出会っていない、普通の高校生であることが伝わってくるようなアプローチで。神谷さんにとっても5年越しの初対面は難しかったと思いますが、私が演じるにあたっても、とても参考になりました。今作の共演者は、いずれも声に力のある方々でしたので、ご一緒できたことは、とても刺激的な体験でしたね。 ――今作では、キスショットと暦の関係性が物語の主軸になっていますが、坂本さんから見て、暦とはどんなキャラクターなのでしょうか？　今作での新たな発見などはありましたか？ 坂本：今作では、暦が普通の高校生だけど、誰よりも普通ではない、ということを再確認できました。近ごろは超人的に見えてきていたんですが、今作で描かれている、信じられないできごとを前に怯えて、逃げ出してしまうところなどは、普通の高校生らしい行動だと思います。 　でも、その一方で、最終的にはすべてを受け止めることができる、とても懐の広い人間なんですよね。だからこそ、すべてのキャラクターが、暦に対して信頼を置くようになる。そこが彼の才能で、他の人とは違うところ。キスショットはそこを見ぬいたからこそ、暦が一瞬にして大切な人間になったんでしょうね。眷属（けんぞく）にしたのは、順番的にはその後の話で……。

　オープニング主題歌「Dokkin♢魔法つかいプリキュア！」は、ミュージカル女優としても活躍するアーティスト・北川理恵が担当する。放送中の「Go!プリンセスプリキュア」のエンディング主題歌から、引き続き主題歌を担当することになった北川は「感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを話している。新主題歌については「どうしてもからだが動いてしまうような、テンションがあがる元気な曲」とし、「自分でも、とても納得のいく歌が歌えた」とレコーディングでの手ごたえを明かしている。 　エンディング主題歌「CURE UP↑RA♡PA☆PA!～ほほえみになる魔法～」は、キュアミラクル役の高橋李依とキュアマジカル役の堀江由衣が歌う。劇中でプリキュアを演じるキャストが主題歌を歌うのは、シリーズ初の試みとなる。 　両主題歌とオリジナル・カラオケを含む全4曲を収録した「『魔法つかいプリキュア！』主題歌CD」は、3月2日発売予定。オープニングとエンディングのノンテロップ映像を収録したDVDが付属したCD＋DVD盤は2000円、通常盤が1200円（いずれも税抜き）。 　「魔法使いプリキュア！」は、13歳の朝日奈みらいが、魔法つかいの女の子リコと出会い、伝説の魔法つかい「プリキュア」として、闇の魔法つかいドクロクシーとリンクルストーン・エメラルドを巡る戦いを繰り広げていく。

　今回のコラボは「野郎ラーメン」を展開する株式会社Team86が、「頭文字D」の主人公・藤原拓海の愛車であるトヨタ・スプリンタートレノAE86と同様に「86」の数字を冠しているということや、「野郎」と「86」が語呂合わせで置き替えられることから実現に至った。 　コラボラーメンは「86（ハチロク）野郎ラーメン」として、1月9日から2月29日まで、首都圏16店舗の野郎ラーメンで提供される。ラーメンは拓海が乗る藤原とうふ店のAE86をイメージしており、豚骨豆乳スープ（白）とにんにく油（黒）でパンダカラーを再現。トッピングとして豆腐が添えられる。価格も「86」にちなんだ860円（税抜き）。 　「新劇場版『頭文字D』」は、「週刊ヤングマガジン」（講談社刊）で1995年から連載された、しげの秀一氏の漫画を新たに映画化した3部作。「Legend3‐夢現‐」では、原作の人気エピソードでもある、拓海と赤城レッドサンズの高橋兄弟とのバトルが描かれる。2月6日から全国公開。

　「別冊少年マガジン」（講談社）で連載中の「ふらいんぐうぃっち」は、15歳の魔女・木幡真琴が主人公。「15歳になったら1人立ちし、社会に出る」というしきたりにより、黒猫のチトを連れ青森の親戚の家に引っ越してきた真琴の周辺で起こる、ちょっと不思議な出来事や穏やかな日常生活を描く。単行本は最新第4巻が3月9日発売。 　スタッフは、「よみがえる空 RESCUE WINGS」の桜美かつしが監督を務め、シリーズ構成を「ノラガミ」シリーズの赤尾でこ、キャラクターデザインを安人将人が担当。「ハチミツとクローバー」「とある魔術の禁書目録」のJ.C.STAFFがアニメーションを制作する。 　ティザービジュアルは、真琴とチトが青森行きのバスに乗っている場面を切り取っている。その横には「木幡真琴15歳――。一人前の魔女めざします」というキャッチコピー刻まれ、新天地に向かう真琴の胸が高鳴る様子が伝わるビジュアルに仕上がっている。 　アニメ「ふらいんぐうぃっち」は、日本テレビ、 青森放送ほかで4月から放送開始。その他詳細は公式サイト（http://www.flyingwitch.jp/）で随時発表される。

　GRANRODEOは、ボーカルのKISHOWこと声優の谷山紀章と、J-POPやアニメ、ゲーム音楽などに幅広く楽曲を提供するギタリストのe-ZUKAこと飯塚昌明による2人組ユニット。2014年からは、谷山自身が演じる、GRANRODEOに憧れる高校生・ろで夫と、未来から来た自称音楽プロデューサーのぐらPの日常を描いたショートアニメ「ぐらP＆ろで夫」も制作されている。 　「文豪ストレイドッグス」は、「ヤングエース」（KADOKAWA刊）で連載中の、朝霞カフカと春河35による漫画が原作。架空の都市ヨコハマを舞台に、主人公・中島敦が、軍や警察が介入できない事件を解決する武装探偵社所属の太宰治や谷崎潤一郎ら、実在する文豪と同じ名前を持つ異能力者たちの活動に巻き込まれていく。

　「傷物語」は、シリーズ主人公・阿良々木暦と、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、怪異の王であるキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード（後の忍野忍）の運命の邂逅（かいこう）を描く、シリーズの原点ともいうべき作品だ。今回は、本作最大のキーマンとなるキスショット役の坂本真綾にインタビューを敢行。12年放送のテレビアニメ「偽物語」から約4年間演じ続けてきたキスショット（忍）への思いや、本作の見どころをたずねた。 ――2010年の製作発表から、実に5年余りを経て、ついに劇場公開となる「傷物語」3部作ですが、公開を目前に控えた現在の心境はいかがですか？ 坂本：私は「傷物語」の映画化と「偽物語」のテレビアニメ化に際し、キスショット役としてオーディションを受けました。オーディションは、さまざまな年齢のキスショットを演じ分けるという内容だったので、「傷物語」への出演がメインになるのかなと思っていました。その時のオーディションには「傷物語」の監督である尾石達也さんもいらしていて、私を推してくださったとうかがっています。 　そして、いつ「傷物語」を収録するんだろうと思いながら、気がついたら5年が経過していました（笑）。5年前は私自身も、まさかこんなにさまざまな形で忍（キスショット）を演じることになるとは思ってもいませんでしたね。みなさんの「見たい」という気持ちと、制作サイドの「作りたい」という気持ちが合致して、こんなにも長い間シリーズを継続できたことが、とても幸せです。 　今回の収録に際し、5越しでようやく尾石監督にお会いできました。「この方が、私と忍を引き合わせてくれたんだ」と思うと、感慨深いものがありました。 ――忍（キスショット）というキャラクターとの出会いは、坂本さんのキャリアの中で、どのような意味合いを持っていましたか？ 坂本：それまで私は、小さい子どもの声を演じたことがあまりなかったので、忍役に選んでいただけたことは、とても意外でした。「本当に私でよかったんだろうか」と思うこともあり、ずっと、もがき苦しみながら演じてきました。〈物語〉シリーズは、私にとって、新しい挑戦であり勉強をさせていただいている場です。 　そんな中で、普段アニメを見ないような方からも「おもしろい作品に出演しているね」と言っていただく機会が多くなり、気がつけば〈物語〉シリーズは、私にとっての代表作のひとつになっていました。私自身も、普段からアニメを見る方ではないのですが、オンエアを見ると、今までに見たことがない演出にビックリさせられます。セリフの内容と、表面上合っているわけではないカットが挿入されたり、難しい言葉を絵や文字で緩和するような表現があったり……。たとえば、本当なら街にはたくさん人が溢れているはずなんですが、〈物語〉シリーズでは誰も描かれていない。それによって非日常的な不気味さが表現されている。まるでミュージッククリップのような（キャッチーな）画面づくりがされているので、そこが普段アニメを見ない方にも支持される一因なのかなと思います。

両グループは以前から互いのミュージックビデオに出演するなどの交流があり、今回のコラボレーションの実現につながった。Perfumeのあ～ちゃんは「海を、国を、レーベルを越えて、こんな共演ができるなんてUNBELIEVABLE!!!!!!」と喜び、かしゆかは「この曲を通して少しでもたくさんの方に日本語や日本に対して興味を持ってもらえたら」と海外のファンに向けてコメント。そして、のっちは「OK Goさんの世界観に入り込んでいく感覚が本当に心地よく、とても幸せなレコーディングでした」と振り返っている。 　OK Goのボーカルとギターを担当するダミアン・クラッシュは「当初のアイディアは文化の違いを、おもしろおかしく描こうというものだった。そのアイディアを普遍的にするため、文化間の違いを、男女間の恋愛トラブルに置き換えてみた。これにより、男と女、日本とアメリカ、PerfumeとOK Goという、3つの（異文化）ストーリーができあがった」と作曲の舞台裏を明かしている。 　「SUSHI POLICE」の木綿達史監督は「ノリが良いながらも、ちょっと切ないサビが最高」と主題歌を絶賛。プロデューサーの厨子健介氏も「海外でも高く評価されるPerfumeさんが、初の楽曲コラボをOK Goさんと行うと聞き、『SUSHI POLICE』の作品性とも非常にマッチすることからお願いした」と、同楽曲を主題歌に起用した理由を明かした。 　「SUSHI POLICE」は、日本と海外のカルチャーギャップをテーマにした3DCGアニメ。各国に誤った寿司が蔓延してしまった世界を舞台に、日本政府が正しい食文化を伝えるため設立したWFCO（世界食文化保存機関）の、悪名高い第9課・通称「スシポリス」が間違った寿司の一掃に乗り出す。